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人と共有してはいけない10の日用品|爪切り・歯ブラシ・石鹸など 意外と抵抗感ない人も多い?

人と分け合う人ほど幸福度が高い–––海外でそんな研究結果が発表されましたが、自分のモノに固執せず人と分け合うことに抵抗感のない人の方が、周囲に好かれることは間違い無いでしょう。でも、家族や恋人と暮らし始めると、「ちょっとそれは共有できない!」と思うこともしばしば。なにを共有できて、なにを共有できないかは人それぞれだったりします。

でも、これからご紹介する10のモノは例えどんなに愛する人とでも共有しない方が良いもの。お互いの健康のためを思えばのことです。意外と抵抗なくシェアしているものもあるかもしれません。

1. 固形石鹸

Imgur, Imgur

殺菌してくれるはずの固形石鹸が雑菌の温床になるというのは矛盾しているようですが、使用後に乾かず濡れたままになりがちな固形石鹸表面には雑菌が繁殖します。特に、水はけの悪いディッシュソープには注意してください。固形石鹸を使う人が増えればその分石鹸の上の雑菌の種類も量も増えます。ディッシュソープや石鹸を流水で数秒流せば雑菌は落ちますが、複数の人が使う場合は液体石鹸にした方が無難です。

ただ、直接手を触れるディスペンサーのヘッド部分には雑菌が溜まりやすいので、定期的に洗浄するようにしましょう。

2. バスタオル

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バスタオルは雑菌の繁殖に理想的な場所です。バスタオルに付着した体の雑菌は湿気で爆発的に増えています。できれば使用後のバスタオルは浴室に干すのではなく、風通しの良い場所に干すようにしましょう。洗う頻度もできれば週に2回、60℃以上のお湯で洗うと除菌効果が高まります。バスタオルの共有は、湿疹などの皮膚病や水虫の感染の原因になるのでやめた方が良いでしょう。

3. 爪切り

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足の爪の隅に溜まった黒い汚れは、ホコリだけではなく雑菌や水虫菌、時にはウイルス場でもが詰まった汚くて危険な物体。爪切りを通じて皮膚病や感染症が拡大することもあり得ます。誰かの爪切りを使うなら、消毒してから使用した方が良いでしょう。たとえ家族でも、爪切りを共有するのはやめておきましょう。

4. ピンセット

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ピンセットで抜くのは眉毛だけではないはず。ニキビを潰したり、ヒゲを抜いたり、棘を抜くことも…ピンセットは血液に触れている可能性が高いのです。一見清潔そうに見えても、他人のピンセットを使うのは絶対にやめましょう。

5. ボディスポンジ

3. Shower

お風呂に入ったら、ボディスポンジで体をこすらないとさっぱりしないという人も多いでしょう。でも、ボディスポンジは乾燥しにくいのが難点。湿度の高い浴室に置きっぱなしの使用後のボディスポンジは、雑菌の繁殖に最適な場と化してしまいます。

体を洗うのに最適なのは実は手ぬぐい。洗う時に肌への刺激が少なく、乾きやすいので雑菌の温床になることがりません。でもボディスポンジが恋しいという人は、使用後に風通しの良い場所において完全に乾かし、頻繁に交換するようにしてください。もちろん、こちらも家族間でも共有はタブー!

6. ヘアブラシ

As mulheres não ficam sem!!!

クシやヘアブラシの貸し借りは抵抗ないという人も結構いるはず。でも、頭皮の傷やニキビに直接触れているブラシやクシは雑菌や血液がフケや皮脂と一緒にしっかりこびりついています。定期的に洗浄した方が衛生的です。まず絡まっている髪の毛をすべて取り除き、お湯と少量のシャンプーを混ぜた洗面器に浸します。

バスタオルやボディスポンジと同様、シェアは禁物。

7. イヤホン

47/52. Music

最近のイヤホンは、外耳よりもさらに深く外耳道にぴったりフィットするタイプがほとんど。イヤホンに耳垢がこびりつくのは仕方ないのです。エクササイズの間にイヤホンをつけていれば、汗で濡れて雑菌が繁殖します。自分のイヤホンも定期的に掃除してあげましょう。他人のイヤホンを借りたばかりに耳に炎症を起こしたり、真菌感染症に陥ることもあるので、貸し借りはやめましょう。

8. デオドラント

day 38: deodorant

腋の下は雑菌のパラダイス。いつも温かい腋の下は、汗が乾かず常に湿った状態です。ここに政官財のロールタイプのデオドラントを塗るわけですが、ほとんどのデオドラントは抗菌作用がないためデオドラント本体に雑菌が溜まっていきます。

特に除毛後の腋の下は弱っているので雑菌に侵されやすい状態です。除毛後すぐにデオドラントを塗るのは痛みを伴うと同時に、炎症の原因にもなります。まして誰かのデオドラントを借りるのは自分のためにも相手のためにもご法度です。

9. リップクリーム

one of me looking like a total dork, putting on my lip balm

空気が乾燥する冬場は特に、リップクリームなしで外出することはほとんどありませんよね。職場や学校に持ってくるのを忘れてしまったという時もあるかもしれませんが、同僚や友人に借りるのは実は危険です。ガサガサの唇からは、血液や体液が滲み出ている時もあります。唇に直接つけるリップクリームは、ヘルペスなどのウイルスを傷口に塗り込むことになります。

10. 歯ブラシ

toothbrush collection

どんなに仲良し家族でも歯ブラシをシェアするのはあり得ないと思います。でも風邪、ヘルペスやインフルエンザのウイルス、歯周病菌、虫歯菌が付着している歯ブラシは、実は写真のように置き場所をシェアするのもやめた方がいいのです。ブラシ部分が接触したり、コップの共有も感染原因になるためです。インフルエンザや風邪を引いた後は、歯ブラシをすぐに交換した方がいいでしょう。病原菌が再び体内に入り込む危険性があります。

大抵のものは分け合えば喜びが2倍になる気がしますが、衛生用品のシェアはいつも喜びを生むとは限らないようですね。