Lifehacks
メンドくさくて朝食をいつも抜いていた。2年後医師の宣告を受けて背筋が凍った。
突然ですが、皆さんは毎日きちんと朝食を食べていますか?慌ただしい日々、毎朝ゆっくりとキッチンに立って、朝食の準備を出来ている人は実はあまり多くないかもしれません。厚生労働省が発表した「2015年国民健康・栄養調査」によると、20代では25%ほどが朝食抜きの生活をしており、これは日本に限らず、欧米でも同じような状況だそうです。中には、「手間が省ける上に、もしかしたらダイエットにも効果があるかも…?」と考えて、あえて朝食を抜いてしまう人もいるのでは?しかしそんな淡い期待は、今すぐに捨てた方が良いでしょう。
自「遅刻だ!」
(どん!)
生「きゃっ!」
自「イテテ…ごめんなさい!」
生「いえ…よろしくお願いします!」
自「え?」
生「好きになりましたよね、私のこと!」
自「え?」
生「男の子は朝ぶつかったパンを食べてる子を好きになるって!」 pic.twitter.com/8nDKStuRGA— コータ⊿命は美しい (@kotanogi) May 24, 2015
まず第一に、朝食を抜くと痩せるどころか、逆効果になってしまうケースの方が多いということを覚えておいてください。2018年に名古屋大学が発表した研究結果によると、「朝食を抜くと、24時間のリズムを刻む体内時計の遺伝子が異常を起こし、活動時間が短くなってエネルギーをあまり消費しないため、体重増加をもたらす」と結論づけました。また、朝食を抜くことで、メタボリックシンドロームや生活習慣病のリスクも高まるとしています。
しかし実は、朝食を抜くことは「ちょっと健康に悪い」とか、そんなレベルでは終わりません。米国心臓病学会の医学誌で発表された研究によると、全く朝食を取らない人は、毎日朝食を食べる人と比べて心血管系の死亡リスクが増加することが分かったのです。
研究では1988年から1994年にかけてのアメリカの成人6550人のデータを解析しました。この人たちは、米疾病対策センター(CDC)が行った全国調査で、どのくらいの頻度で朝食を取るかを回答していて、別のデータと照らし合わせてみたところ、「朝食を全く食べない」と回答していた成人は心臓関連の死や脳卒中関連の死亡リスクが明らかに高かったのです。
もちろん他の要因も考えられるため、朝食を抜くことイコール早死にするという結論を導くのは早急ですが、何らかの関連性がある可能性は非常に高いと言えるでしょう。
朝食を食べないことは百害あって一利なし、と考えて良いのではないでしょうか。ダイエットしたいのであれば、朝食は抜くよりもカロリーの低いものを積極的に摂取することをオススメします。朝食を作るという少しの手間が、ダイエット効果も、健康もより高めてくれるのです。ぜひシェアしてくださいね!
