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英国ロイヤルファミリーの奇妙なルール10選 5番目を知ったら女王にかなり同情する
世界でもっとも有名な女王といえば、エリザベス2世。25歳という若さで在位した女王は、68年後の今、イギリス史上最長在位の君主となり、世界中の在位中の君主の中で最高齢の94歳です。
ロイヤルファミリーの伝統と長い歴史の中で培われてきた風習は独特ですが、いつ女王に会う日が訪れても怖くない10の不文律をご紹介します。
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1. 女王の服装
女王が明るい色の服装なのは女王の好みというだけでなく、多くの人の前に立った時、遠くからでも見える色だからだそうです。せっかく女王を見に行ったのに見えなくて残念、という人を減らすための工夫です。
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2. ドレスコード
ロイヤルファミリーに謁見する時の服装にはいくつかきまりがあります。シンプルで上品、中間色のもので、美しい仕立てのものが良いとされています。
肌の露出が多すぎるもの、女王よりも目立つけばけばしい色使いのものはタブーだそう。
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3. 呼び方
女王のことを女王と呼んではいけません。エリザベス2世は、一般的に女王と呼ばれていますがこれは正式な敬称ではありません。
正しい呼び名は”Her Majesty(女王陛下)”、”Ma’am”(女性に対する敬称)と続きます。
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4. 挨拶
即位礼正殿の儀で天皇家と各国ロイヤルファミリーが挨拶する姿を目にした方も多いでしょう。英国ロイヤルファミリーの場合、絶対的な決まりはありませんが、会釈しながら握手するか、女性は片膝を折りカーテシーと呼ばれるポーズを組み合わせる人もいます。ただ、いずれにせよどんな行動も最初にするのは女王。握手の際は女王より先に手を出してはいけません。
スペインやフランスではハグやキスは正式な挨拶の一部ですが、英国女王に対してはタブーです。
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5. 会話
会話も女王が話しかけた時のみ成立します。女王の隣に座ったからと言って気軽に話しかけて良いわけではないのです。また、女王が開始した会話の内容を変更したり、政治的な話、または女王の個人的見解を問うような質問は禁止されています。
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6. 部屋に入る順番
バッキンガム宮殿に招待された民間人だけでなく、ロイヤルファミリー同士にも様々なルールは存在します。例えば公式の場でロイヤルファミリーが入室する際は、基本的に王位継承順です。
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7. ハンドバッグ
エリザベス女王が公式行事などでハンドバッグを手にしていることが多いですが、キャサリン妃はクラッチバッグを手にしていることがほとんどです。
もちろん服装によって変えることはありますが、キャサリン妃が両手でクラッチバッグを持つのは、うっかり握手をしないためと言われています。
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8. スキンシップ
夫婦といえど、人前に出る時は公務中ということでキスをしたり腕を組んだりといったスキンシップは控える傾向にあります。特にウィリアム王子とキャサリン妃は王位継承順第2位とあって、このルールを厳格に守っています。一方王位継承順第6位のハリー王子とメーガン妃の場合はルールは少し緩和されています。
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9. 短パン
16世紀以来、ロイヤルファミリーに生まれた男の子は一年中、季節を問わず短パンです。8才になるとようやく丈の長いズボンをはくことができますが、これは子ども時代の終わり、人生の新たなフェーズに入ったことの象徴なのだとか。
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10. その他のタブー
女王に勝手に触れること、女王に背を向けること、また女王の前を走ったり女王のいる部屋を去ることも禁止されています。また飲食も、基本的には女王が口をつけるまでは誰も食べ始めることはできません。女王が途中で食事をやめたら、全員がいったん食事を中断します。
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英国王室の公式ウェブサイトによれば、王室メンバーに謁見する際の正式な決まりごとはないのだそう。政治的な権力は持たず国の象徴的な存在の女王。象徴でいるためにはこうした不文律こそ大切なのかもしれませんね。
