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Lifehacks

布に白い粒を振りかけてアイロンをかける 出来上がったものに感動する

昨年より地球温暖化や海洋プラスチックによるごみ問題からプラスチックゴミの排出量を減らすため、プラスチック製買い物袋(レジ袋)の有料化が実施されています。

しかし、レジ袋については従来から有料としているスーパーやドラッグストアも多くあるためエコバックを持ち歩く習慣が付いているという人が多くいるのが現状です。

このような取り組みの他、私たちが家庭でできるプラスチックごみ削減の工夫の一つにエコラップというものがあります。
エコラップは洗って何度も繰り返し使えるサランラップの代用品。綿の布をミツロウでコーティングした環境に優しいラップです。

今回は、環境に優しいエコラップの作り方をご紹介いたします。SNSや雑貨屋さんで販売されているのを見かけたことがある方もいるかと思いますが、実は家庭で簡単に作ることができます。

<エコラップの作り方>

準備するもの:
– 布(綿100%)※クッキングシートより一回り小さいサイズが作業しやすいです
– ミツロウ※粒タイプが使いやすいです
– クッキングシート 2枚
– アイロン

作り方:
①アイロン台を準備し、クッキングシートを敷きます。

YouTube/プラなし生活

②その上に布を置いて、ミツロウを全体にバランスよく振りかけます。

YouTube/プラなし生活

③もう1枚のクッキングシートを上に乗せます。

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④その上から高温のアイロンをあて、ミツロウを溶かします。片面のみでOKです。

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⑤ミツロウが染みていない部分は再度ミツロウを足します。

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⑥全体にミツロウがコーティングできればクッキングシートから布を剥がして、乾かしたら完成です。

YouTube/プラなし生活

応用:
さらに「松ヤニ」と言われる松の天然樹脂を小さじ1ほどミツロウと合わせて使うとエコラップの密着感がアップします。

ミツロウで作るエコラップは、洗って何度も使え環境に優しいだけでなく下記のような利点もあります。

・抗菌・防腐作用
ミツロウには抗菌作用があります。普通のラップと同じように、食品を新鮮に保ちます。

・適度な通気性がある
プラスチック製のラップは通気性が悪く、食材の呼吸を妨げてしまいますが、ミツロウラップには適度な通気性があるので、自然な状態で保存が可能です。

ただし、エコラップは熱に弱いため、熱湯で洗ったり、電子レンジで温めるものには不向きです。
そのため肉や魚を包むことも、使用後にエコラップを熱湯で消毒することができないめ、避けるようにしてください。また蜂蜜アレルギーのある方や乳幼児が誤って口にすることがないようにしてください。

プラスチック製のサランラップより用途は限られますが、エコラップに変えることでゴミの量を少しでも減らすことができます。また、Instagramでは実際に作ったエコラップを色々な用途に使っている様子も見ることができます。

 
 
 
 
 
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小さな工夫が大きな成果につながる「脱プラ対策」。こんな可愛いラップなら、キッチンやお弁当の時間を彩ってくれそうですね。

エコラップ作りの動画はこちらから見ることができます。

プレビュー画像:©︎YouTube/プラなし生活