知らないと危険な光毒性をもつエッセンシャルオイルの正しい使い方

近年、自然植物の香りが持つ癒やしの効果や病気の治癒効果(アロマセラピー)が一層注目され、エッセンシャルオイル(精油)が私たち日本人にとってもより身近な存在となりつつあります。 

しかし、精油の使用にはある「大きな危険」が常につきまとうことを、多くの人が知らずにいます。アメリカ・ウィスコンシン州マディソン市に住むエリス・ニューエンもまた、その一人でした。

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2017年3月25日、エリスは肌に直接塗るタイプのベルガモット精油を首回りと手首に少量塗布し、当時通っていたホットヨガのクラスへと向かいました。そしてヨガを終えた後、近所の日焼けサロンに立ち寄ることにしたのです。数日後に控えたジャマイカ旅行を前に、少し肌を焼いておきたかったからです。しかしこの時、エリスはまだ自分が犯した過ちの大きさに全く気づいていませんでした…。

サンベッドで小麦色になるまでたっぷりと紫外線を浴び、日焼けサロンを後にしたエリスでしたが、翌日、精油を塗った箇所に不思議なかゆみを覚えます。最近買い替えた洗濯洗剤が肌に合わないかな?程にしか考えていなかったエリスですが、それから数日後、肌に表れた恐ろしい変化に言葉を失います。

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なんと時間が経つごとに彼女の皮膚には大きな水ぶくれが生じ、皮膚が焼けただれたようにめくれていったのです!そう、彼女は知らず知らずのうちにIII度の重篤な火傷を負ってしまっていました。

エリスが使用したベルガモット精油は、アロマセラピーで使用される精油の中で、最も強い光毒性をもつ物でした。光毒性のある精油の原液または濃度の高いものを肌につけて紫外線にあたると、精油に含まれるフロクマリンという成分が紫外線のエネルギーを蓄積し、そのエネルギーを一挙に皮膚内へ放出するため、光毒性効果が生じ、皮膚にシミとして残ってしまったり、重い火傷を引き起こす原因となる場合があります。

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エリスの使用したベルガモット精油の容器にも、小さな文字で光毒性の危険について記されていましたが、エリスは注意事項を読むことなく誤った使い方をしたため、重篤な事故になってしまいました。精油を使用する際には、光毒性の危険をよく理解した上で、使用後は日光に当たらないようにすることが重要です。

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いかがでしたか?まさかエッセンシャルオイルが火傷を引き起こすなんて、初耳だったという人も少なくないはず。精油を使う場合は、そのリスクも含めた基礎知識をしっかりと頭に入れ、安全な方法での使用を心がけましょう。

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