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Lifehacks

食パンを毎日食べていた。しかしそれが糖尿病につながるかもしれない。

食パンって美味しいですよね。真っ白に輝くそのパン肌も、食欲をさらにそそります。しかしなぜ文字通り小麦色の小麦でできた食パンが真っ白なのか考えたことはありますか?それは精白処理が施されているからに他なりません。この処理が施された精白小麦粉はあらゆる食品に使用されています。精白小麦粉は体に良くないということを聞いたことはあるかもしれませんが、一体どんな影響を与えるのか知っている人はあまりいないのが実情です。

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フィンランドで行われた研究によると、精白小麦の量を減らしライ麦粉を食べたほうが2型糖尿病の発生リスクを軽減するということがわかりました。精白小麦に多く含まれるでんぷんは、消化器官で糖に変換され血液に流れ込みます。血糖値が急激に上昇することで、大量のインスリンが放出されます。したがって精白小麦を頻繁に摂取すると、インスリン抵抗性が生まれる可能性が高まります。

インスリン抵抗性があると、食事で高くなった血糖値を感知して、すい臓からインスリンが分泌されても、筋肉や肝臓が血液中のブドウ糖を取り込まないため、血糖値が下がらず、2型糖尿病の発病につながります。

Hypodermic needle

いかがでしたか?近年ではテニスのノバク・ジョコビッチ選手が小麦に含まれるグルテンに警鐘を鳴らす書籍を上梓したことが記憶に新しいですが、皆さんも今一度、いつも食べている小麦食品の必要性を見直してみても良いかもしれません。