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【同じ仕事でも今の待遇とは天と地の差】客室乗務員の機嫌が悪いのも無理はない…と教えてくれる画像

海外旅行で長い路線を飛ぶとき、エコノミークラスに乗っていると足をしっかり伸ばせるビジネスクラスが羨ましくなります。ファーストクラスに至っては完璧に夢の世界です。最近では、各エアラインがフルフラットで寝ることのできる座席を導入して一時期話題になったことがありましたが、歴史を振り返ってみれば、さらに憧れてしまうような旅客機の世界がありました。それでは70年代のキャビンを写真で振り返ってみましょう。

なぜかシートベルトが見当たりません。当時最新鋭のボーイング747の二階席です。

YouTube/LakeNipissing

個室もありました。もちろんかなり裕福でなければこの個室の料金は払えませんでした。ソファーのような座席です。

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ミーティングのできる席を用意したエアラインもありました。この席に座ってタバコを吹かしながら大切な案件について話していたのでしょうか。今は全席禁煙ですが、90年代前半までは機内での禁煙が可能でした。

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ミーテイングのあとはビジネスクラス用のラウンジでお酒を楽しむ時間です。ドリンクホルダーとスナックボウルがアームレストに装備されています。

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頭上キャビネットがないと、盛った髪の毛のためのスペースにも余裕ができます。後ろに立っている男性はマジシャンでしょうか。時代を感じさせてくれます。

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インテリアデザインが完璧に70年代です。色も形も時代をよく語っています。

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これなら前に座っている人が食事中にいきなりリクライニングして食事の邪魔することもありません。前に座っている人と話をしながら食事ができます。

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座席には「ステレオ」がありました。現在でいうエンターテインメントです。

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ラウンジには開放式のギャレーもありました。

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当時の「スチュワーデス」は大卒初任給の倍くらいの初任給をもらっていたそうです。フライト数がそれほど多くなかったので往復のフライトの間が長く、ホテルで数日過ごすことが普通でした。夢のような仕事です。今の待遇とは天と地の差です。

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これが当時のジャンボジェットのエコノミークラスです。ヘッドレストがありませんが、全体的に余裕があります。

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広告写真に写る乗客の服装が当時のエアラインのターゲットにしていた客層を表しています。昔は庶民にとって海外旅行は高嶺の花でした。

ジャンボジェットの就航当時、目玉の2階にJALもスカイスリーパーという完全なベッドになる席を用意していたのをご存知でしょうか。当時は、航空業界の過渡期を楽しめた時代だったようです。その後団体向けの割引が導入されると、市場規模が拡大するにつれて席数も増えていき、結果として海外旅行が一般的になっていきました。