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これは何?何の道具かわからない15の昔の日用品
古い道具や日用品は、当時の人々の暮らしを映し出し、テクノロジーの変遷を物語る貴重な資料です。この記事では、かつて暮らしの中で使われていた海外の日用品をご紹介します。何に使うものか分かりますか?
1. 拷問器具?
なにやら痛そうなこの物体は「ハムホルダー」です。まな板に取り付けて、ハムを切るときに肉を固定するのに使われました。
2. 茶色いエノキみたいなもの
かつては、このバターマッシャーを使って、バターチャーンと呼ばれる容器の中で生クリームを攪拌してバターを作っていました。現在、バターはほとんど機械で作られていますが、今でもチャーンとマッシャーを使った伝統的な製法を用いているところもあります。
3. 取手が付いてる?
かつてのダイヤル式電話機は、このような電話台の平らな面に立てて使用していました。この電話代は1967年のイタリア製。下の部分には電話帳を置き、ペンやノートを入れる引き出しも付いています。持ち運びに便利な取っ手付きなので、会話が長くなったら、お気に入りの肘掛け椅子に持っていくことができます。
4. 美しい彫り物入り
これは古いスパイスミルです。底にグラインダーがついているのでコーヒーやコショウを挽くのに使われたのでしょう。
5. 凶器?
手に持っているのはハンダコテの頭で、通常は銅でできています。もう一方の端には、木製のハンドルが取り付けられています。このはんだごては、現代のものよりもはるかに多くの熱を発します。
6. ファスナーが発明される以前はこれ
ファスナーが発明されたのは1851年のこと。それ以前の財布やハンドバッグの開閉には、ループが付いた伸び縮みするフレームのようなものを使用していました。このフレームは、バッグを開くときには伸び、閉じるときには縮みます。
7. 電球??
初期の消火器は、今とは比べ物にならないほど危険なものでした。ガラス球の中に消火液が入っていて、それを炎にかけるのですが、その際に発生する煙は人体に有毒でした。
8. 世界最古の映写機
幻灯機は17世紀に開発された最古の映写機です。ランプの光源とレンズを使ってガラスに描かれた画像を拡大して、壁やスクリーンに投影します。
9. 海岸に打ち上げられていたそうです
コンピュータ部品のような近代的な日用品も、短期間で大きく変化しています。写真のアイテムは、初期のコンピュータのメモリとなる8ビットのデータチップ。
10. 目を守るための道具
メガネは視力を向上させるために作られたものばかりではありません。これは、イヌイットが雪の反射による失明を防ぐために発明したスノーゴーグルの一種。セイウチの歯から作られ、視界を確保するための細い切り込みが入っています。

11. 所変われば食器の洗い方も変わる
食器洗い機が発明される前の時代には、このような小さな格子状の箱に石鹸を入れて、お湯の中で揺らして泡をたて、食器を洗ったり、泡風呂を作ったりしていました。
12. ヒマラヤ式、日にちを把握する方法
ヒマラヤに古くから伝わるカレンダーです。12個のパールがついた一番大きなリングが月を表し、次の2本のリングが日を表し、内側の4本のリングが4桁の年を表しています。
13. 火災時に無いと困る
火災保険に加入していることを示すために、玄関の壁に付けておくプレートです。これがないと消防局は家の中で発生した火事を消すことができませんでした。
14. 19世紀の女性のたしなみ
19世紀末から20世紀初頭のハンドバッグで、鏡が内蔵されています。バッグ自体が小さくて鏡を収納できなかったため、蓋の部分に鏡が付いているのです。
15. アルミニウム製の穴の開いたボール
この特大のティーストレーナー(茶漉し)のような道具は、実はスパイス漉しです。スパイスやハーブを入れてスープの鍋に入れると、残留物を残さずに調理することができます。また、この中に少量の米や野菜を入れて茹でるのにも使いました。
道具の移り変わりは人々の暮らしの移り変わりを映し出すもの。この1、2世紀ほどで人々の生活は驚くほど様変わりしたことがよくわかりますね。
皆さんのお宅に、何に使うのかわからない古い道具や今ではどこにも売っていないような日用品はありませんか?
出典:brightside
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