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ゴキブリを家に寄せ付けない|クローブを使ったゴキブリ対策

絶対に出会いたくないゴキブリ。以前ちえトクではハッカ油を使ったゴキブリ対策を紹介しましたが、今回は、一度の対策で半年から1年は持つというゴキブリ対策をご紹介します。ナチュラルなものだけを使うので、殺虫剤を使うこともなく体にも安心です。

今回ゴキブリ対策に使用するのは、クローブ

このクローブをお茶パックに入れて置いておけば、ゴキブリが寄ってこなくなるというのです。このクローブバッグは、置いておくだけで半年〜1年は効果があるとのことなので、頻繁に交換する手間もありません。

でも一体なぜ、クローブが有効なのでしょうか。

クローブと聞くとスパイスと思い、料理に使うものをイメージする人が多いと思います。クローブは、和名で「丁子(ちょうじ)」と呼ばれ、スパイスの中でもその香りは最も強く刺激的と言われています。

この刺激的な香りをゴキブリなどの害虫が嫌うため、虫除けとして効果を発揮するというのです。以下、クローブを使ったゴキブリ対策の方法を詳しく説明していきます。

<作り方>
クローブ(ホール)を100gほど準備し、大さじ1杯程度をお茶パックに入れるだけ。(あまり少なくすると効果が薄れるため、クローブをしっかり入れてください)
余ったクローブは冷蔵庫で保管が可能です。

<クローブバックを置く場所>
部屋数×5(トイレや洗面所も含める)ほどの数を準備し、家具の陰や、うすぐらいところに設置します。

キッチン:
カウンターの引き出しの中、シンク下、冷蔵庫の裏(ここは Gにとって絶好の繁殖場所なので多めに置きます)、食器棚の両隅、キッチン窓枠。

トイレ・洗面所:
棚の裏、洗濯機の裏、洗面台の下の収納場所。

リビング:
テレビの裏、ソファの陰、押入れやクローゼットの中、押入れの天袋。

この他にも暖かくて家具の影になりやすい場所、またゴキブリの侵入口となるような場所にクローブバッグを置くようにしてください。

注意:小さなお子さんやペットのいる家庭では、誤って口にしてしまわないよう、置き場所に十分注意を払うようにしてください。また、妊娠中の人や授乳中の方は使用を避けるようにしてください。

クローブに含まれる成分とは、主にオイゲノール、カリオレフィン、メチルサリシレイト、ピネン、ケトン、バニリンなどで、これらは酸化防止や抗菌防腐作用といった効果を持っています。また強い鎮痛効果と抗菌効果があり、歯痛や歯肉炎を鎮めてくれることから、歯科でも歯痛や居所麻酔などに利用され、「歯医者さんのハーブ」なんて呼ばれていたりもするそうです。

クローブがもし余った場合は、鍋にクローブ数個と水を入れ2分ほど沸騰させ、十分に冷ましてからうがい薬として使うのもおすすめです。クローブの殺菌効果が喉の痛みや声枯れ、口内清涼をしてくれます。

ゴキブリ退治には、ホウ酸団子や置き型タイプのものがありますが、コレらはゴキブリをおびき寄せるタイプのもの。姿を見たくない、という方には今回紹介したクローブバッグやハッカ油スプレーと言った寄せつけないタイプの方がおすすめです。

ゴキブリは屋内の「暖かくて、狭くて、暗い」場所に潜んでいることがあるので、ゴキブリが好きそうなポイントにクローブを置いて、寄せ付けない対策を取って行きたいですね。

プレビュー画像:©︎Twitter/ah_ito

ゴキブリを家に寄せ付けない|クローブを使ったゴキブリ対策