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DIY

【近くに植えないで!】相性の悪いハーブの組み合わせ7組

庭やベランダでハーブを育てる人が増えています。ハーブは色々な料理に使えるだけでなく、フレッシュハーブティでのんびりとリラックスしたり、花や葉をつんで香りを楽しむだけでも癒し効果抜群です。

ただ、ハーブと一言で言ってもその種類は実にさまざま。小さなガーデンに寄せ植えをするなら、ハーブ同士の相性を考えることが大切。ハーブには強い薬効があるため、相性が悪いハーブを近くに植えると、生長が阻害されたり、枯れてしまうこともあるのです。また、一年生植物(一年草)と多年生植物(多年草)の根が影響を受けないように近接して植えないようにすることも大事です。

この記事では近くに植えない方がいい相性の悪いハーブの組み合わせをご紹介します。

Fennel

1. ディル (一年草) とフェンネル (一年草)

ディルとフェンネルは同じセリ科で、葉は見分けがつかないほど似ています。でも、香りや味は全く別物。この2種類を近くに植えると、交雑して独特の香りや味がなくなってしまうので注意しましょう。

dill

2. イタリアンパセリ (一年草) とチャイブ (一年草)

イタリアンパセリはチャイブを近くに植えるとあまり生長しません。これはチャイブがパセリの嫌いな酸を放出するためです。

Parsley

3. バジル (一年草) とレモンバーム (多年草)

バジルはほとんどのハーブと相性がいいのですが、レモンバームは繁殖力が旺盛なので、バジルを侵食してしまいます。

basil

4. オレガノ (多年草) とマジョラム (一年草)

オレガノとマジョラムも同属で、どちらも暑さに強いのですが、オレガノは丈夫で、マジョラムは繊細なので一緒に植えるとオレガノが勝ってしまいます。

Oregano

5. ミント (多年草) とカモミール (一年草)

ミントとカモミールも相性がよくありません。お互いの生長を妨げてしまうのです。

ミントは特に繁殖力が旺盛なので、他のハーブと一緒に植えず、独立して植えた方がいいでしょう。

peppermint

6. ローズマリー (多年草) とマスタード (一年草)

ローズマリーはマスタードと一緒に植えると、まったく生長しません。ローズマリーはラディッシュとも相性がよくありません。

Rosemary

7. タイム (多年草) とマジョラム (一年草)

タイムはマジョラムとは合いません。タイムはやせた土壌を好みますが、マジョラムは多くの栄養素を必要とするため、同じ寄せ植えに植えるのはやめましょう。

Thyme

相性以外にも、日向が好きなのか、水がたくさん必要なのか、乾燥気味がいいのか、など環境の好みも似たもの同士を近くに植えましょう。それぞれの相性や特性を考えて、元気なハーブガーデンを作ってくださいね。

プレビュー画像: ©flickr/JP Goguen