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栄養と旨味がアップ|いいことづくめな発酵玉ねぎ

春の季節になるとスーパーで見かける新玉ねぎ。柔らかくて、みずみずしく辛味が少ないため、スライスしてそのままサラダでいただくと、とってもおいしいですよね。

新玉ねぎの魅力は、その甘さにありますが最大のポイントは生で食べられること。新玉ねぎも玉ねぎも栄養素にはほとんど差はなく、主にビタミンB1とその吸収を助ける硫化アリル、ケルセチンという成分が含まれています。

硫化アリスは血液をサラサラにする効果や疲労回復効果があると知られている成分です。また、ポリフェノールの一種ケルセチンには強い抗酸化作用があり、動脈硬化の予防糖尿病などの生活習慣の改善、さらにはアンチエイジング効果もあり、美肌効果髪の毛のツヤが出たり、活力アップも期待できると言われる栄養素です。

しかし、玉ねぎに含まれるこれらの成分は熱に弱く、お水に溶けやすいというデメリットが。そのため、生で食べられる新玉ねぎなら栄養を余すことなく取ることができるのです。

そうは言っても、新玉ねぎのサラダばかりが続くと飽きてしまいますよね。そこで今回は、新玉ねぎの栄養価をアップさせながら美味しく食べる「発酵玉ねぎ」の方法をご紹介します。

発酵と聞くと、難しそう…という印象を受けがちですが発酵玉ねぎの作り方はとても簡単。刻んだ玉ねぎに塩を混ぜ冷蔵庫で寝かせておくだけ、という簡単なもの。では、詳しい作り方を見ていきましょう。

<発酵玉ねぎの作り方>

準備するもの:
– 新玉ねぎ 2個
– 天然塩 小さじ1/4
– 保存用容器
※大量に仕込む場合は、玉ねぎの量に対して塩は2%になるようにします。

作り方:
1. 玉ねぎをみじん切り、または薄切りにしてボウルに入れます。
2. そこに塩を入れ、玉ねぎと揉み込むように混ぜ合わせます。
3. 混ぜ合わせたものを消毒済みの保存容器に入れて1日常温で置いたのちに冷蔵庫へ移します。(ジップロックでも可)
4. 冷蔵庫へ入れてから容器ないで気泡が確認できたら出来上がりです。(3日〜1週間ほどで出来上がります)
※保存期間は冷蔵庫で2週間ほど。1日1回は蓋をあけて軽くかき混ぜるようにしてください。

玉ねぎを発酵させることで、元々玉ねぎが持っていた栄養価が上がるだけでなくアミノ酸やビタミンB12などの栄養素もプラスされ、甘みや旨味がアップします。

発酵することで発生する乳酸菌は植物性のため、玉ねぎが持つ整腸作用との相乗効果で腸がきれいになるとも言われています。また、発酵の過程で栄養素はより消化・吸収されやすい状態に。玉ねぎが持つ健康効果を体内にしっかり取り入れることができるのです。さらには、健康面だけでなく精神面にも嬉しい効果が。腸内が整うことで、幸せホルモンが多く分泌されると言われ、精神的にも安定するそうです。

発酵玉ねぎの使い方は、そのまま食べたり、納豆などのトッピングにしたり、ポテトサラダに入れたり、細かく刻んでタレに使ったりとその使い方は無限にあります。
発酵することで旨味もたっぷり詰まっているため、旨味を生かして火を通したメニューに使うことも可能です。

そのまま食べるよりもいいことづくめな発酵玉ねぎ。もちろん、新玉ねぎ以外の普通の玉ねぎでも作ることができるのでぜひ試してみてくださいね。

以前紹介した、りんごを使って作る自家製発酵りんごソーダの作り方もぜひ併せてご覧ください。

プレビュー画像:©︎Twitter/ponop1209