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実は健康に悪い?食後よりも食前に歯磨きをすべき驚きの理由。

歯の健康は全身の健康にも影響を与えると言われており、歯をキレイに保つことで得られる健康効果やメリットは計り知れません。見栄えが良いだけでなく、しっかりと食べ物が細かくなるまで噛むことができるので胃腸への負担が軽減され消化吸収が良くなる、抵抗力が高まる、肥満の防止、脳の活性化…その効果は枚挙にいとまがありません。

そんな虫歯ゼロのキレイな歯を保つために、多くの人が日常的に歯のケアを心がけているのではないでしょうか。健康的な歯を保つために欠かせないお手入れ方法といえば、真っ先に「食後の歯磨き」を上げる人も多いはず。毎食後に歯を磨くことが、虫歯を予防する上では一番重要…そう信じてマイ歯ブラシを職場や学校に持って行っている人も決して少なくはありません。

Twitter@MasaAsuka_46

しかし食後の歯磨きが重要という常識、一度疑ってみる必要がありそうです。

プラークを取り除くための歯磨きは、できれば食後でなく食前にすべきであると主張しているのは、歯科医師の西野博喜氏

食前に歯を磨く?その後すぐにご飯を食べるのだから、まったくムダなのでは…?しかし、そうではないのです。

西野氏によると、食前に歯磨きをして口の中の菌を減らしておけば、食事で糖質が与えられても菌が減っていて酸が生じにくくなるそうです。プラークを掃除しないで食べると、食後に酸性度は高まってしまいます。そうなると当然、歯は脱灰されダメージを受けてしまうのです。

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一般的には、歯磨きというと、「食べかす」を落とすというようなイメージがあるのではないでしょうか。しかし食前に歯磨きをしてプラークを落としておけば、食べ物の食べかすは実はあまり問題を起こしません。西野氏はこう言っています。

「食べかすは目に見えるので気になりますが、プラークは目に見えないのでおろそかになりがちです。プラークは歯に接着するものなのでごしごし取り除く。食べかすは歯に接触するだけのものなのでさらさらと取り除くという意識を持つことが重要です。私は、1日に1回、夕食などの食事の前に10分ほど歯ブラシやデンタルフロスで少々力を入れてプラークを取り除くようにしています」

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いかがでしたか?食前に歯を磨くという新習慣、確かに理にかなっていますね。みなさんも取り入れてみてください。ぜひシェアしてくださいね!