DIY
小さな正方形の布を折りたたみ、輪を作って糊で留める。手先の器用さを少々必要とするものの、結果には必ず満足できる。
日本には江戸時代から伝わる「つまみ細工」があります。正絹を正方形に小さく切り、これを摘んで折りたたみ糊で留め、植物や鳥などを作る伝統工芸です。七五三や舞妓さんの着物姿で見かける可愛らしい髪飾り用いられます。しかし、つまみ細工は小さい作品が多く、デリケートな布を使うため、初心者にとっては少し難しい工程があります。
今回紹介するのは、そんなつまみ細工に似たお花のアクセサリーの作り方です。正方形の布を折りたたんで留める行程は同じですが、材料も集めやすく、サイズも大きめで、扱いやすい道具と材料を使っています。手先での作業に自信がない人や子供たちも気軽にハンドメイドに挑戦できるはずです。
材料:
- ナイロン・ポリエステル製の正方形に切った2色の布24枚(8枚+16枚)
- ピンセット
- ハサミ
- ロウソク
- ホットメルト接着剤(グルーガン)
- 花の中央部分につけるパーツ(ボタン、ビーズやパールなど)
作り方:
正方形に切った布を三角形に二回折ります。2枚目と3枚目も同じように折ります。
挟むようにしながら、折った三枚の布を重ねていきます。
長い面を折り合わせるようにして、重ねた布をつまみます。花びらの形が見えてきました。
ピンセットで花びらを掴み、先端を少し切り落とし、切った面をロウソクの火にさっとあてて溶かします。繊維が溶けて溶けて、くっつくはずです。(花の中央につけるパーツの大きさに合わせ、切り落とす範囲を調整します)
手順を繰り返して、全部で花びらを8枚作ります。花びらができたら、ホットメルト接着剤などで張り合わせながら花を形作っていきます。
花の中央部分にお好みのパーツをつけます。
できあがり!背面につける金具によって、ブローチや髪飾りにもなります。
プレゼントとしても喜ばれそうですね。ぜひチャレンジしてみてください!
