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花粉症や風邪で辛い鼻づまり|ペットボトルで解消できる
花粉症や風邪の時に辛いのが、くしゃみや鼻水だけでなく「鼻づまり」。
息苦しい鼻づまりは、花粉症などで鼻の穴の粘膜が炎症を起こして腫れ、空気が通れなくなることから起こります。今すぐ鼻づまりをなんとかしたい、そんな時にオススメの方法がこちら。
それは、私たちが普段よくスーパーやコンビニで購入する500mlのペットボトルを脇の下に挟む方法です。
つまっている鼻の穴と反対側の脇の下に、中身が入った500mlのペットボトルをはさんでギュッと締め付けるだけ!2分挟むと10分ほど鼻づまりが軽減できるそう。
人の体には、体の圧迫を受けた側では交感神経の働きが抑えられ、圧迫を受けていない側では交感神経の働きが高まる、という反応があります。
脇の下には、鼻の穴の毛細血管を収縮させる交感神経が走っているため、つまった鼻と反対側の脇に刺激を与えると、つまっている側の鼻の交感神経の働きが高まり、鼻の穴の毛細血管が収縮。その結果、鼻のうっ血が解消され、粘膜の腫れがおさまり鼻づまりが一時的に解消されるそうです。
圧をかける場所は具体的に脇の下から指3本ほど下の部分。ここが圧迫されているかどうか、ペットボトルを挟みながら意識をしてみてください。鼻が両側つまっている場合は、片側ずつ行うようにしてください。
また、この交感神経の働きは、鼻づまりのせいで寝れないという時にも利用することができます。寝る際に、つまった鼻の穴と反対側の体の側面を下にした「横向き寝」をすると呼吸が楽になるそう。
鼻づまりがひどくなると、頭がボーッとするだけでなく、鼻で呼吸できないので必然的に口呼吸をすることに。鼻には、吸い込んだ空気中の花粉や細菌、ウイルスなどを鼻奥の粘膜と繊毛によってろ過する働きがあります。また入ってきた空気は37度の適温に温め体に入れるという働きも持っています。
このため、鼻呼吸ができず口呼吸をしてしまうと、ダイレクトに細菌などが体内へ入るだけでなく、冷たい空気がそのまま体内へ入り体温や免疫力の低下に繋がると言われています。
こちらで紹介した方法は一時的なものではありますが、「今すぐなんとかしたい」という時にすぐできる方法です。
花粉症だけでなく、季節の変わり目は気温も安定せず体調を崩しやすいもの。体の調子がいいと自ずと心の状態も安定してきます。ちょっとした事ですが、日々の暮らしに取り入れて健康を維持していきたいものですね。
プレビュー画像:©︎Facebook/ベトナム 日本 Goodmorning, ©️Facebook/KHB東日本放送


