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トリビア

整形も特殊メイクもない時代 20世紀前半のハリウッドスターが実践した驚きの美容術6選

ハリウッド女優の美しさは今も昔も女性たちの憧れ。でも最近では、進化したメイク技術や特殊効果を駆使して、まったく別の風貌を作り上げることすら可能。そのうえ、美容整形技術で顔を変えてしまう芸能人も少なくありません。

こうした選択肢は20世紀前半には存在しませんでした。でも、往年の映画を見ると、大女優たちの美しさはため息もの。時代を超えて眩しいほどの美しさを放つ女優たち、いったいどんな方法でその美しさを磨いていたのか、気になりませんか?

この記事では、20世紀前半に活躍した大女優たちのこだわりの「仰天」美容術をご紹介します。

1. ブリジット・バルドー:唾液

べべこと“B.B.”の愛称で親しまれた小悪魔女優ブリジット・バルドーは、ふっくらとした唇に加えて、ウェーブのかかったブロンドの髪でも知られていました。美しいウェーブヘアの秘密はなんと「唾」!自分の唾液で髪を湿らせてから、髪をほぐして乾かしていたそうです。

Smoking Brigitte

2. マレーネ・ディートリッヒ:サージカルテープ

1940年代、整形手術はまだ黎明期。ドイツ出身の女優マレーネ・ディートリッヒは、自分でフェイスリフトを施していたそう。包帯などを固定するサージカルテープで顔の皮膚を引っ張り、テープを髪の生え際やウィッグの下に隠したと言われています。

3. フランシス・スター:宙返り

アメリカの映画女優フランシス・スターは、インタビューの中で、寝る前に20回宙返りをすることで、若さを保ち、消化と肝臓の働きを刺激していると語っています。

 
 
 
 
 
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4. ジョーン・クロフォード:ガムを噛む

1930年代に人気を博した映画女優ジョーン・クロフォード。彼女は、美しさを保つためにいくつかのこだわりの美容法を持っていました。なかでも驚きの美容法が「ノンストップでガムを噛む」こと。ガムを噛むことで、顎の張りが保たれ、顔の毒素を取り除くことができるんだとか。

Joan Crawford

5. ツイッギー:3層つけまつげ

英国出身のツイッギーは、1960年代から70年代に人形のようなルックスで人気を博したトップモデル。トレードマークのふさふさまつ毛とふっくらした唇は、小さい頃にかわいがっていた人形にインスピレーションをもらったと彼女自身が語っています。

ツイッギーは、人形のような目元を作り上げるために、上まつげの生え際に3層のつけまつげを付けていました。この「ドールアイ」、完成になんと90分もかかっていたそうです。

 
 
 
 
 
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6. ファニー・ウォード:逆さ吊り

舞台・映画女優のファニー・ウォードは、20世紀初頭のハリウッドで名声を博しました。演技力もさることながらその若い容姿で名を馳せた彼女自身の発言によると、彼女の「永遠の美しさを保つ秘訣」は、毎日ドアから逆さまに吊るしてもらうことだったそう。これで肌がバラ色になり、滑らかになるのだそうです。

女優たちのあくなき美への探求心が生み出した美容法、どれもあまり真似したくない(真似できない?)ものばかりではありますが、こうした美容法を日々実践していた彼女たちの努力には感服するばかりです。

プレビュー画像: ©Instagram/isabelfutre ©Instagram/facemodeling_academy