ちえとくをフォローする

Lifehacks

デオドラントを使ってるのにまだ臭う?それはおそらく使い方が間違っているから。

この時期欠かせないのが制汗剤やデオドラント。でも使用直後は効果を感じられても、だんだんと効果が薄れたり、大量の汗をかいてしまうようなこともあります。汗の量が増えると臭いも気になるところ。スメハラなんて言われたくありませんよね。

制汗剤やデオドラントの間違った使い方が原因で、本来の効果を得るどころかかえって症状を悪化させていることがあります。また大量の汗や臭いは、制汗剤やデオドラントに頼るだけでは改善しないことも。

1. 肌荒れしていませんか?

pin1

まず制汗剤やデオドラントは、それぞれ似て非なるものということをはっきりさせましょう。汗の量が多くて汗染みなどが気になる人は制汗剤で汗を抑え、汗の匂いや体臭が気になる人はデオドラントを使います。いずれにせよ、汗は本来体温を調節し、皮膚を乾燥や肌荒れから守り、潤いを与えて保護する役割があります。

ところが、制汗剤やデオドラントの成分には肌荒れや乾燥の原因になるものもあります。かぶれなどの肌荒れで皮膚が乾燥すると、皮膚は皮脂や汗を余計に出して肌を守ろうとしするのです。脇の下などは、カミソリ負けで角質層が薄くなり、乾燥しやすい状態になっていることもあります。

対処法は、帰宅したらお風呂に入って制汗剤をきれいに洗い落とし、素肌のケアをしてあげること。ムダ毛処理の時は、クリームなどを塗ってから剃るようにしましょう。

2. 温冷シャワー

制汗剤に頼らずに発汗量を調整したい時は、昔ながらの方法も試してみる価値ありです。大量に汗をかく理由のひとつに自律神経の乱れによるものがあります。この場合、冷水シャワーと温水シャワーを交互に浴びることで自律神経が刺激され正常に戻りやすくなります。もちろん正しい生活習慣と食生活も自律神経の正常化に欠かせません。

3. セージのお茶

 

Ein Beitrag geteilt von Luba Portal (@luba_portal) am

セージは強い抗菌・抗ウイルス作用を持ったハーブです。セージには肌を引き締める収れん作用や発汗を抑える作用があるので、汗をかきすぎると感じている方は、セージティーを飲んでみましょう。血液の循環促進、生理不順の改善や更年期の諸症状の緩和も期待できます。セージティーはもちろん冷たくしても美味しくいただけます。

4. 加工品を避ける

肝臓は体内の老廃物をろ過する働きを担っていますが、肝臓に負担のかかる生活をしていると肝臓の処理能力が下がり、汗に臭いがついてしまうのです。肝臓に悪影響を与える要素として真っ先に思い浮かぶのが、アルコールとタバコ。でもこれに加えて、良性のタンパク質不足も原因のひとつ。肝機能の処理能力をあげるには、肝機能を回復させる肉や魚、乳製品や卵、大豆製品などの良質のタンパク質を摂りましょう。

同じタンパク質でも着色料や防腐剤などの添加物が多く含まれる食品は、肝臓で解毒せねばならず、かえって肝機能に負担をかけてしまいます。できるだけ加工されていないもの、無添加のものを選んで食べましょう。

制汗剤やデオドラントをうまく利用しながら、普段の生活で少し気をつければ、大量の汗も汗の臭いも緩和されていくはずです。でも対策を講じても臭いや汗が気になるようだったら医師の診断を受けてください。特に多汗には病気が隠れていることもあります。病気ではなくても汗をかいて焦ると余計に発汗してしまい、悪循環に陥っていることもあります。早めに皮膚科か内科を受診しましょう。