もっと広まってほしいヘルプマークのこと

みなさん突然ですがこのマークのついたタグをご存知ですか?通勤途中の駅やバス停、また通りすがりにカバンについているのを見かけたことはあるけど、マークがあるだけで何かはよくわからないという方も中にはいるのではないでしょうか。

このマークはヘルプマークと呼ばれ、義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることができ、援助を得やすくすることを目的に、東京都福祉保健局が作成したマークです。

ただ、マークがあるだけではいざという時、どう助けていいのかわからないのではと思うかもしれませんが、実はマークの裏面がその役割を果たしているのです。

強いめまいや難聴、耳鳴りなどの発作が起きる「メニエール病」を患う、髙原 梓さん(@azujackie)もヘルプマークを利用している一人。先日、【拡散希望】とコメントをつけTwitterにあるエピソードを投稿しました。

駅でメニエール病の発作が出てしまいうずくまっていた髙原さんでしたが、持っていたヘルプマークの裏面を見た見知らぬ通行人の女性が彼女を介抱してくれたのです。

[email protected]

ヘルプマークはプラスとハートのマークがついた面しか普段目にすることがありませんが、裏面には細かい対処法や万が一の際の連絡先が記載できるメモを貼り付けられるようになっています。そうすることで、それぞれの体調に合わせ対処することができるようになっているのです。

当時気持ち悪さとめまいで話すことができなかった髙原さんですが、周囲の方々の温かい行動にどうしてもお礼が言いたく、Twitterにこのエピソードを投稿したそうです。

この話に、リプ欄には同様に同じ病気を患っている方やヘルプマークを使用いている人、またこのマークの存在を知らなかったという方々から多数反響が寄せられています。

ヘルプマークの裏面の使い方ですが、髙原さんのように的確な対処法もあれば病院の連絡先など記載している方、また個人情報のため普段はあまり見られたくないという情報はこのようにマスキングテープで隠すという方法も。

ヘルプマークは8年前に東京都福祉保健局が作成したものですが、現在は全国44の都道府県で配布されています。しかし全国的に普及しているヘルプマークですが、認知度はまだまだ低いのが現状。そのためヘルプマークをつけていたにも関わらず、優先席に座ったことを若いからという見た目だけの理由で咎められたり、ヘルプマークの裏面をみて暴言を吐かれたりなど、辛い思いをしてしまった人もいるようです。ヘルプマークの存在と、その使い方を一人でも多くの人に知ってもらい、助け合える社会でありたいものです。

また、ヘルプマークの配布については各自治体によって違ってくるためお住まいの自治体に確認をするかこちらをご覧ください。

以前紹介した聴覚過敏マーク、ぜんそくマークの記事はこちらからご覧いただけます。

プレビュー画像:©︎Facebook/那須烏山市社会福祉協議会

コメント

おすすめの記事