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キッチン

スーパーで買える、いざという時非常食になる10の食材

いざという時の備えは大切と言いますが、災害時に停電や断水が起こった際、優先されるのは食料の確保です。防災グッズに含まれる食料は、非常食がメイン。アルファ米や缶パンなど、普段食べないものであり、保存しておく時は賞味期限も気にしなくてはいけません。また買い替え時はコストがかかるということも。

でも、非常食とは別にこれから紹介する食材を準備しておけば、スーパーで安価に購入できるのに、いざという時に非常食の役割を果たしてくれるのです。どれも食べ慣れた食材ばかりなので、普段食べない非常食のストレスが少ないのもメリットです。

1. 中華丼の素と皿うどんの麺
この2つは主にエネルギー源タンパク質の補給に役に立ちます。皿うどんの麺は水も火もいらずそのまま食べることができます。またレトルトの中華丼の素をかければ、野菜も摂取でき、ガッツリと食べることができます。

2. ポテトチップス
ポテトチップスは高カロリーで体によくないと思われがちですが、意外にもビタミンCを多く含む食材。じゃがいものデンプンが高温で揚げる時もビタミンCを守ってくれているため、フライ処理後もビタミンCが残っているのです。気になる塩分ですが、最近では塩分控えめのポテトチップスが増えています。

3. スライス餅
お餅は腹持ちがいいのが特徴。スライス餅なら、お湯やお味噌汁といった他のインスタント食材に混ぜれば簡単に食べることができます。

4. レトルトおでん
こちらもエネルギー源タンパク質の補給に。常温保存ができ、温めずにそのまま食べることもでき便利です。

5. 乾燥マッシュポテト
水や豆乳を使ってのばすだけでできるマッシュポテトはエネルギー源になります。

6. 魚肉ソーセージ
魚肉ソーセージは常温保存ができ、タンパク質魚由来のカルシウムを豊富に含む栄養価の高い食材。調理をせずにそのまま食べられるのも助かります。

7. 自然解凍できる冷凍食品
お弁当用のものであれば、野菜を使ったおかずも多いため、野菜不足の解消にもつながります。また、鯛焼きなどの甘味のものであれば、心身ともに疲れた時のエネルギー源にもなりますね。

8. ドライフルーツ
不足しがちな食物繊維ミネラルの補給にドライフルーツが役立ちます。また自然な甘みを含んでいるため非常時のおやつにもおすすめです。

これらの食材は手軽に購入できるだけでなく、日常的にも使えるものがほとんど。少し多めに購入しておき、使った分だけまた買い足すという消費しながら備蓄するローリングストックという方法を取っておけば、もしもの時に非常食ばかりで栄養が偏ってしまうということも避けることができます。

今回紹介したものだけでなく、保存が効いてそのまま食べられるようなものは非常食代わりになります。自分の好きなものや家族がよく食べている食材の中からいくつかピックアップしておくと、いざという時に頼りになってくれそうですね。

プレビュー画像:©︎Pinterest/エキサイトブログ