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北向きでも木陰でも大丈夫!半日陰で元気に育つ野菜6種類
気持ちの良い春!野菜を育てたいけれど、木陰や家の裏、北向きのベランダでは無理だとあきらめていませんか?あきらめる必要はありません。日光がそれほど当たらなくても育つ野菜や果物があるのです。
この記事では、レタスからハーブまで半日陰のスペースでも元気に育つ野菜と果物を6種類ご紹介します。
1. レタス
レタスは「初心者にぴったりの野菜」です。環境の影響を受けにくく、成長が早いため、どんな場所でも育てることができるからです。特にサニーレタスなど結球しないレタスは半日陰でも元気に育ちます。逆に日当たりが良すぎると葉が硬くなり食べられなくなってしまう可能性があるのです。1日中陽の当たらない場所で育てるなら、ベビーリーフとして育ててみるのもオススメです。
2. エンドウ
エンドウは、日向でも日陰でも栽培できるので人気の野菜です。
また、豆類は根に根粒菌がついているので、大地に窒素を供給してくれます。窒素分が多いと、周囲の植物が土から栄養分をうまく引き出せるようになるので、ぜひ植えたい野菜のひとつです。
日陰でエンドウを栽培するときは、水をあげすぎないように注意しましょう。日陰では太陽の下に比べて水の蒸発が遅いからです。
3. ベリー類
果物の中で日陰でも育つのは主にベリー類です。具体的には、ラズベリー、ブラックベリー、ワイルドストロベリーなど森の中で育つベリー類は半日陰で育ちます。ただし、日当たりの良い場所に比べて収穫量は多少少なくなるでしょう。
なお、ベリーを植えるときは土壌の上層部が酸性であることを確認してください。
4. 根菜類
ジャガイモ、ダイコン、ニンジンなどの根菜類も半日陰で育てることができます。ただし、忍耐強く待つ必要があります。なぜなら、日当たりが悪いと、植物はゆっくり成長するからです。土壌に湿り気があり、風通しの良い場所であれば、脱水症状をおこさず、害虫の侵入を防ぐことができます。
5. ほうれん草
ほうれん草は、栄養豊富でおいしい野菜。寒くなる時期に育つ野菜なので、日光はそれほど必要としません。日陰では多少成長が遅くなりますが、成長が早すぎて酸っぱくなってしまう心配がないというメリットがあります。
ほうれん草以外にも、コマツナやシュンギクなどの葉物野菜も半日陰で育てることができます。
6. ハーブ
ハーブを植えたいという人も多いでしょう。ハーブにも半日陰で栽培できる品種があります。パセリ、ディル、チャイブ、ミントなどは半日陰でも成長します。
ハーブを複数種類植える場合は、隣り合うハーブの相性、相性の悪いハーブに気をつけましょう。たとえば、パセリとディルは、お互いに栄養分を奪い合いあうため、近くに植えてはいけません。
今回は半日陰でも育つ野菜をご紹介しましたが、ミツバやミョウガ、フキなど日陰が好きな野菜や日陰だからこそ美味しく育つ野菜もあります。これなら家の周りの色々なスペースを野菜畑として活用できそうですね。
プレビュー画像: ©Flickr/PhotographyBySakura