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緊急時に便利|リュックサックについている意外な機能

普段使いから、本格的なアウトドア用まで様々なタイプが販売されているリュックサック。シンプルなタイプもいいですが、様々な機能が備えられているアウトドア系のリュックサックは、荷物が多い旅行時だけでなく通勤時にも使えとても便利です。

また、お子さんがいらっしゃる家庭では子供の遠足や校外学習用に準備されていると言う方も多いと思いのではないでしょうか。

アウトドア系のリュックサックに必ずといいほどついているのが、肩紐についたこちら。チェストベルトと呼ばれ、肩紐のズレを防止する役割を果たしてくれます。

しかし、このチェストベルトのバックル部分に見られる出っ張りが、ある意外な機能を持ち合わせていることをご存知でしたか?

Twitter@bookdraught

その機能とはこちら。

このバックル部分についている謎の突起は、実はホイッスルバックルと呼ばれる笛。災害時などに自分の居場所を伝える、また緊急時に助けを求めるために使う事ができるようになっています。

日本で緊急用のホイッスルが提唱されるようになったのは、26年前に起きた阪神・淡路大震災の被災者の体験から。「瓦礫の下敷きになり自分の居場所が伝えられなかった」「助けを求めたいが声が出せなかった」などといった声を受け、ホイッスルが防災グッズに入れられるようになったと言われています。また、ホイッスルは防災用だけでなく特に小さな子供の防犯用にも利用されています。

このように災害時だけでなく、日常生活でもいざという時に役に立つホイッスル。普段使うリュックサックにホイッスルバックルがあれば、取り出す必要もなくすぐに使う事ができます。これから子供のリュックサックや防災用リュックを購入する時は、このホイッスル付きかどうかもポイントになありそうです。

Twitterでは知らなかったとの声も多数あり、意外とあまり知られていない機能のようです。

みなさんも、お手持ちのリュックサックにホイッスルバックルがついているかどうか、ぜひ確認してみてください。また、もしホイッスルバックルがついていないと言う場合は、後付けでホイッスルバックル付きのチェストベルトを購入することもできるようです。詳しくはこちらをご覧ください。

プレビュー画像:©︎Twitter/bookdraught

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