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Lifehacks

きゅうりが余ったら干してみて 生で食べるより便利なことがたくさんある

夏の定番野菜の一つと言えば、きゅうり。きゅうりは90%が水分で栄養がないと思われがちですが、食物繊維やβカロテン、ビタミンC、カリウムなどミネラルを豊富に含む野菜です。また便秘を解消し、体の酸化を防ぎ肌荒れを予防してくれる働きも持っています。

きゅうり

家庭菜園できゅうりを育てていたり、スーパーの安売りで大量に購入して余らせてしまうことありませんか?

でもこの方法を使えば余ったきゅうりを賢く美味しくいただくことができるのです。

その方法が「干しきゅうり」。きゅうりって干せるの?と思いがちですが、干したきゅうりは歯応えもよく、水分が飛ぶため味が凝縮されて甘味が増すのだそう。

干しきゅうり

簡単!干しきゅうりの作り方

きゅうりを6〜8mmほどの厚さに切って、ザルまたは乾物ネットに広げ風通しの良い場所で干すだけ。干し時間は6時間から1日ですが、切り口が乾いて半干し状態になったら使うことができます。(カラカラになるまで干してもOK)天気がよくカラッと晴れた日であれば数時間で干しあがります。

<干し野菜のメリット>

●栄養価が高まる
天日干しにする事で、野菜に含まれるビタミンD・ビタミンB群・カルシウム・鉄分・ナイアシンがアップする事が報告されています。
●旨味が増す
野菜を干すと水分が抜けて味が凝縮するため、野菜の青臭さが抜けて、甘みが増します。また干すことで野菜が温められ、酵素が活性化してうまみ成分が生成されると言われています。
●長期保存が可能
長く保存できるのも干し野菜の魅力。干すことで水分が抜けるので、長期保存が可能に。野菜の種類にもよりますが、密閉できる容器や袋に入れれば冷蔵庫で5日ほど保存でき、冷凍庫なら半干しでも1週間、しっかり乾燥させたものなら1ヶ月は日持ちします。
●料理時間が短縮できる
水分量の少ない干し野菜は、味がしみ込みやすく煮込んでも煮崩れしににくいのが特徴。また炒めてもカラッと炒まり、火の通りも早くなります。これなら副菜を作る時間も短縮できて時短料理が可能に。

<干しきゅうりの漬物レシピ>

材料:

– 干しきゅうり 1~2本分
– 酢 大さじ1
– 醤油 大さじ1
– 千切り生姜 少々

作り方:
調味料を全て混ぜたものに干しきゅうりを入れて完成です。

干しきゅうりレシピ1

また干しきゅうりは漬物だけでなく、お肉と炒めたり唐揚げにすることもできます。

干しきゅうりレシピ2

夏の定番野菜のきゅうりの活用法。栄養価も旨味も増すのでおすすめです。またきゅうりに限らず、干し野菜を作れば、今まで余らせてしまっていた野菜も捨てずに済むため食品ロスの予防にもつなげることができます。まもなく迎える梅雨明け。夏のカラッと晴れた日にはぜひ干し野菜に挑戦してみてください。

またきゅうりの栄養素きゅうりを美味しく食べて痩せるダイエット法の記事も一緒にご覧ください。

プレビュー画像:©︎Pinterest/由紀 唐澤