DIY
熱した接着剤をクッキングシートに塗り、乾くまで待つ。素晴らしい出来に満足する!
工作や模型製作の経験がある方には御馴染みの道具「グルーガン」。スティック状の樹脂を溶かして接着する道具で、100均などでも買えます。他の接着剤だとうまくいかないような、ちょっと変わった角度の接着などには重宝しますよね。しかし、グルーガンに秘められた可能性はこんなものではありませんでした。今回は、グルーガンを使ったステンシル作品の簡単な作成方法をご紹介したいと思います。
必要なもの:
- クッキングシート
- カッティングマット
- グルーガン
- 紙
- スプレー缶
- アクリル塗料
- 水
作り方:
カッティングマットの上にクッキングシートを敷きます。こうすることで、グルーガンの熱から作業面を守ります。
次に、クッキングシートの上にグルーガンで絵を描いていきます。デザインはパターンを使ってもいいし、自分の直感のまま描いてもOK。ここで重要なのは、デザインのすべての箇所をしっかりとつなげることです。
自由に描いてみましょう!パターンを選ぶ場合は抽象的なものでもいいですし、今回の例のような花柄などもおすすめです。
パターンを使う場合は、クッキングシートの下に入れて、上からグルーガンでなぞっていきます。
接着剤が乾いたら、完成したグルーガンステンシルをそっとクッキングシートから外します。大きめのデザインの場合は注意が必要です。接着剤の厚みを持たせるようにすれば、安定したステンシルができます。
接着剤で作ったステンシルを、紙の上に載せます。
アクリル塗料に水を混ぜたものをスプレー缶に入れ、ステンシルに向かってスプレーしていきます。
慎重にステンシルを紙から外すと…
…オリジナルのデザインが完成です!キレイですね!
この方法を応用すると、壁のデコレーションなども作ることができます。なお壁にスプレーする場合は、塗料をあまり薄めすぎてしまうとたれてくるので注意してください。
自分だけのグリーティングカードなどもこれでバッチリ!完成した後にステンシルを剥がすのを忘れないようにしましょう。ステンシルは何度も使うことができますよ。
作業手順を紹介した動画はこちらです(英語のみ)。
他にもこんな作品のバリエーションがあります。
布地に当ててもよし。
壁やガラスに雪の結晶を描けばステンシルしなくても綺麗。
ネイルを混ぜればカラフルに。
いかがでしたか?今までとは違ったグルーガンの魅力が発見できたのではないでしょうか。接着剤でこんなにいろいろなことができるなんて、可能性が広がりますね!