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Lifehacks

牛乳に砂糖を入れて温めてみて ある悩みが解消される

寒い外から帰宅した日には、暖かい飲み物が冷えた体をあっため気持ちをリラックスさせてくれます。暖かいお茶もいいですが、牛乳を入れたココアやホットミルクなどこっくり系の味の飲み物もいいですよね。

でも牛乳を温めた時にできるあの膜、気になりませんか?飲む前にスプーンですくって取り除いたりしないと、そのまま飲むと口に張り付いたり、なんともいえない食感が苦手な方もいるのではと思います。

あの膜が好きという方も多くいらっしゃいますが、膜が嫌いな方に朗報が。それが全農広報部が公式ツイッターで紹介したこの方法です。

そのツイートによると、牛乳に砂糖を少し入れて温めるとなんと膜ができにくいというのです。これは砂糖が持つ造形性効果にあります。砂糖には食品の硬さ、やわらかさ、なめらかさを変える働きがあるのです。

牛乳は40℃以上に温めると、牛乳表面から水分が蒸発し、たんぱく質を主体とした濃縮凝固が起こり、周辺の脂肪や乳糖を包み込む形で膜ができます。この時に砂糖が加わっていることで、砂糖が牛乳の凝固温度を上げるため、温めても膜ができにくくなるのです。

また、牛乳を温めることによってできる膜ですが、ほぼ脂肪とたんぱく質で形成されているので実は栄養の塊。外国ではこのような加熱濃縮凝固物から作られるチーズもあるそうです。今まで取り除いていたという方は、お砂糖を少し入れるこの方法にしたら牛乳の栄養も逃すことなく摂ることができますね。

プレビュー画像:©︎Twitter/zennoh_food