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手術を受けたヒュー・ジャックマンが若い人に発する警告 私たちも決して他人事ではない
ヒュー・ジャックマンさんと言えば、「X -メン」シリーズなどで知られるオーストラリアの俳優です。
イケメンであることは言うまでもありませんが、オーストラリアが日本にとって比較的身近であるということや、ジャックマンさん自身が大変な親日家で、真田広之さんなど日本のスターとも共演しているということもあり、日本でも人気がありますよね?
そんなジャックマンさんですが、いつもファンに強く警告していることがあるってご存知でしたか?
それは、年に1回、皮膚ガン検査を受けること。
ジャックマンさんがいつも口を酸っぱくして若いファンにこう呼びかけているのは一部では有名な話だそうです。しかし一体どうしてジャックマンさんは、そこまで強くガン検査を促すのでしょうか?
実はジャックマンさん自身が、何度もガンの危機を経験しているのです!
最近では2021年初頭に検査を行い、前がん状態の腫瘍を耳たぶから除去したと報告しているジャックマンさん。2013年には鼻のてっぺんに皮膚がんの一種である基底細胞がんができ、手術で取り除いたことを報告していました。さらに過去まで遡ると、肩にも同じがんができて手術を受けたことも告白しているので、人生で幾度となく、がんを手術で取り除いているのです。
さいわい、ジャックマンさんが皮膚ガンに対する意識が非常に高かったため、いずれも早期発見することができ、大事に至らずに今まで俳優活動を継続することが出来ています。
しかしそんなジャックマンさんだからこそ、若い世代に伝えたいことがあるのです。
ジャックマンさんは若い頃、紫外線のことなど一切気にせずにオーストラリアのさんさんと輝く太陽の下、日光浴を楽しんでいたと言います。
それが皮膚ガンの遠因になっていることを自覚しているジャックマンさんは、だからこそ、若い世代には口を酸っぱくしてこう伝えているのです。
「外に出るときは、絶対に日焼け止めを塗っておきなさい」
それだけでは十分ではありません。少なくとも年に1回は医者へ行き、医者に「皮膚のチェックをしてほしい」とお願いすることが重要だとジャックマンさんは繰り返します。
もちろん、オーストラリアは紫外線が他の地域に比べて強いですが、日本に住む私たちにとっても当然、皮膚ガンは他人事とは言えません。
私たち日本人が過度に心配する必要はありませんが、以下のような兆候が見えたら、皮膚ガンを疑って病院を受診する一つのサインと言えます。
- 皮膚のできものが大きい(6ミリ以上)
- 長年治らない傷、湿疹がある
また、以下の方は特に注意が必要です。
- できものがここ数ヶ月で急に大きくなった
- できものから血が出る
また、ジャックマンさんが言っているように、普段の生活の中で、日差しが強い日に出かける際は必ず日焼け止めを塗るなどと言った予防を心がけるだけでも、皮膚ガンのリスクを軽減することができるのです。
いかがでしたか?ジャックマンさんのファンならもちろん、そうでない人でも、ジャックマンさんの言うことに耳を傾けてみる価値はあるのではないでしょうか?日焼け止めは何となく、シミやシワの対策をしたい人向けと言うようなイメージがありましたが、密やかに迫り来る皮膚ガンを予防する重要な手段でもあったのですね。
また、こちらの記事ではメラノーマと言う皮膚ガンについても解説していますので、併せてお読みください。