水毒って知ってますか？知らないでいると、足がこんな風になってしまうかも。

朝起きたら、普段より体重が2～3kg増えていた！なんて経験ありませんか？前夜たくさん食べて体重が増えているだけならわかりますが、一日中何も食べていなかったのにも関わらず、しかも足もパンパンにむくんでいる…。そんな場合、まず水毒を疑って下さい。

このような急激な体重の増加は、たいてい体内に水が溜まった状態にあることが原因です。このむくみは中国医学・漢方医学において水毒（すいどく）と呼ばれ、特に妊娠中の女性やあまり運動をしない人、またはある種の薬の副作用として起こりやすい症状です。

むくみは不快なだけでなく、結合組織を破壊し、太りやすい体質を作り出す原因にもなります。

そこで今回はみなさんに水毒の主な原因と、その解決方法をご紹介します。それでは、どうぞご覧ください。

水毒の主な原因として考えられるのが、ナトリウムの過剰摂取です。塩っぱい食べ物は水毒を悪化させます。水分を十分に摂っていない場合、その影響は顕著です。人間の体は、汗や尿などで体内から塩分を体外に排出しますが、塩分を過剰摂取すると水分量の均衡を保とうと体は水を溜めてしまうのです。

解決方法は至ってシンプル！塩分を控えた食事を心がけるのみです。

ファストフードやインスタント食品は、濃い味にするために塩分を多く使用しています。これはインスタントラーメンや冷凍ピザにも言えることです。こうした食品の代わりに、少量の塩を使ったドレッシングをかけた新鮮な野菜を食べると良いでしょう。

今回お伝えしたポイントを実践すれば、むくんだ細胞は元のサイズに戻り水毒の症状も改善するでしょう。しかし重要なのは、水毒は不健康な生活習慣に起因している場合が多いということです。適度な運動も体内の水分を排出し細部を引き締める効果があります。特にこれといった理由もなく長期にわたって症状が続くようだったら、医師に相談することをオススメします。