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イチローの引退試合で号泣した菊池雄星。イチローが’かけた言葉’が名言すぎて鳥肌が立った。
2019年3月21日、東京ドームで開催された「2019 MGM MLB日本開幕戦」の試合中に引退発表が報じられたイチロー選手。日本で9年、アメリカで19年もの間活躍したイチロー選手の華麗なプレーは多くの人々に夢と希望を与えてくれました。
そんなイチロー選手が現役引退直前、菊池雄星選手にハグをしながらかけた「最後の言葉」が泣けるとネットで大きな反響を呼んでいます。そのシーンがこちら…
イチロー、交代。
菊池雄星に頑張れと伝え雄星は涙。
本当にかっこよすぎます。
イチローさん、今まで本当にありがとう。 pic.twitter.com/YPgfLLyENR— プロ野球おもしろ超速報 (@baseballchosoku) 2019年3月21日
選手、コーチ、スタッフと一人一人をしっかりと抱擁するイチロー選手。そして菊池選手を抱擁しながら優しく「頑張れよ」とつぶやいたのです。イチロー選手からの激励の言葉に、菊池選手が泣いてしまうのも無理はありません。
今までにもイチロー選手は数多くの名言を残してきましたが、今回はみなさんにその中から「心に残る名言・格言8選」を紹介します。それではどうぞご覧ください!
1. 壁
壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。
だから壁がある時は、チャンスだと思っている。
立ちはだかる困難や壁を「障害」と思わないこと…それこそがプロのアスリートにとって最も大切な能力なのかもしれませんね。バスケットボールの神様とも称されるマイケル・ジョーダンも「何かが障害として立ちはだかっているように感じても、実際には何もない」と壁を壁と思わないことの重要性について語っています。
2. 自分が決めたこと
自分がやると決めたことを信じてやっていく。でもそれは正解とは限らないですよね。間違ったことを続けてしまっていることもあるんですけど、でもそうやって遠回りすることでしか、本当の自分に出会えない。
自分が決めたことは、何があろうと万難を排してやる!という自覚をもつこと。「今日は怠けたいな…」なんてやる気が無い日も、やるべきことをいつも通りこなすことで、イチロー選手は偉大なメジャーリーガーの地位に登りつめたのです。
3. 自分の意見をもつ
自分を殺して相手に合わせることは、僕の性に合わない。まして上から色々言われて、納得せずにやるなんてナンセンスだと思います
人の意見を聞くというのは大事なことですが、集団の意見に自分を合わせようとするあまり、個性を見失っては元も子もありません。「そんなの無理だよ!」といくら周りの人間に言われても、自分流を貫き通してきたイチロー選手ならではの格言ですね。
4. 天才と努力
努力せずに何かできるようになる人のことを天才というのなら、僕はそうじゃない。
努力した結果、何かができるようになる人のことを天才というのなら、僕はそうだと思う。
イチロー選手は人一倍の努力をひたすら継続することで、プロ野球選手の地位に登り詰めました。「天才」とは「天が与えてくれた才能」のことですが、そんなものを頼りにするのではなく、彼は努力によって自分の力で天才を手に入れたのです。
5. 目標への道
ここまで来て思うのは、まず手の届く目標を立て、ひとつひとつクリアしていけば
最初は手が届かないと思っていた目標にも、やがて手が届くようになるということですね。
「夢」は大きければ大きいほど、その達成は困難を極めます。だからこそ夢の達成に向けた「小さな目標」をいくつも立てて、それを着実にこなしていくことで自信が生まれます。「ローマは一日にして成らず」大事業の達成には時間と努力の積み重ねが不可欠なのです。
6. 好機を逃さない
自分が全く予想しない球が来たときに、どう対応するか、それが大事です。
試合では打ちたい球は来ない。好きな球を待っていたのでは終わってしまいます。
„ここ一番“という場面で実力を発揮できなければ、せっかくの努力も水の泡となってしまいます。だからこそ、どんなコンディションでも、“どんな球“が飛んできても、いつでも本領を発揮できる能力を身につけることが大切なのです。
7. 自分の理想
決して、人が求める理想を求めません。人が笑ってほしいときに笑いません。自分が笑いたいから笑います。
夢や理想というものは、人に言われて持つものではありません。自分のために持つものなのです。だからこそ、イチロー選手は貪欲に「自分のため」を追求し続けました。人のために何かをしようと思うと、途中で心が折れてしまうかもしれません。でも「これは全て自分のため」と胸に言い聞かせることで、高いモチベーションを維持し続けることができるのかもしれません。
8. 努力の積み重ね
はじめから今があったわけではありません。状況は少しずつ変えていけるものです。
刻々精進という言葉がありますが、イチロー選手がギネス世界記録に認定されるプロ野球選手になれたのも、少しづつ日々の積み重ねを怠らなかったから。今の状況に満足していなければ、小さなことでもいいから、少しづつ変えていく努力をすれば良いのです。そうすれば後ろを振り返った時、自分に満足できるのではないでしょうか。
いかがでしたか?自分に厳しくストイックであり続けたイチロー選手の言葉には、どこか重みがありますね。引退して「元イチロー」になっても、きっと色々な形で私たち日本人に感動を与え続けていってくれることでしょう。これからも頑張ってください、イチロー選手!
