DIY
ほとんどの人がインテリアで間違える10のこと。5番目は簡単に回避できる。
インテリアデザインは多くの場合状況に左右されます。部屋の形、日当たり、すでに手元にある家具などの条件に合わせてアレンジしていくことがほとんど。でも引っ越したばかりにせよ、大きくリモデルするにせよ、インテリアを考える上で多くの人が見落としがちな10のポイントをご紹介します。
この10のポイントを念頭に置いたインテリアデザインなら、煩雑になりにくく、心地よい空間が長持ちします。
1. 重ね置きしない
リビングやキッチンのテーブルにはあっという間に手紙や広告、雑誌などが積もってしまいます。郵便受けから持ってきた書類はテーブルに置く前に開封して確認しましょう。捨てて良いのか迷うような書類はまとめて未整理書類ファイルにでもいれておき、極力テーブルの上に置きっぱなしにはしないこと。
書類、レジ袋、雑誌などを収納する方法や場所を考えてインテリアをデザインすると、美しいだけでなく片付けの効率がずっと上がります。
2. 薄暗く埃っぽい廊下
特にアパートやマンションの家にお邪魔するとき、一番最初に目につくのは実は廊下です。リビングルームやバスルームのインテリアに凝っていればなおさら、雑然、殺伐とした廊下は全体にチグハグな印象を与えてしまいます。
壁やカーペットの色を変えたり、照明を温かみのある色に変えるだけでも印象は変わります。廊下のデザインアイディアはこちらからご覧いただけます。
3. カーテンはできるだけ高い位置から
カーテンレールはできるだけ高い位置につけましょう。空間を広く開放的に見せることができます。またカーテンの色は室内で目を引く色にし、カーペットやソファと同じような色は避けましょう。
4. ボロボロのクッション
ソファのクッション、ボロボロのものを使い続けていませんか?見慣れてしまうと注意することがないソファのクッションですが、実は部屋をぱっと見たときに雰囲気を大きく左右するものです。
ソファを変えるのは難しくても、クッションカバーの色を変えるだけで部屋の印象を変えることができます。
5. テレビ
テレビ画面はその無機質さでインテリアを台無しにしてしまいがち。でもテレビボードにナチュラルな素材を選べばお部屋にしっくり馴染みます。テレビをかける位置は快適さに大きく関わるので注意しましょう。テレビの高さの3倍以上の距離で画面を見られるように設置し、ソファで見るのか床から見るのかに合わせて高さを調節すれば、無理な姿勢をとることなく楽に見ることができます。
6. きれいにしているのに居心地が悪い
まるでショールームのようにきれいに整頓している部屋も、色柄が多すぎる、統一感のないディスプレイ、照明が明るすぎるなどの理由でくつろぎにくい雰囲気を醸し出してしまいます。また流行を追いすぎて、今人気のものを一気に買い揃えてしまうと、流行が過ぎた時に、部屋全体が霞んで見えてしまいます。
本当に好きな色やテイストに合うものを少しずつ買い足していくと良いでしょう。
7. 低い天井
天井が低い場合は、壁や天井の色はできるだけ明るい同系色の色を選ぶと良いでしょう。室内全体を白を基調として差し色に明るい青色、ナチュラルなブラウンなどを配置。明るい空間は天井の低さが目立たず、圧迫感がありません。
8. 圧迫感のある家具
狭い部屋の場合、できるだけ重たい色の家具は避けましょう。クールで都会的な印象にしようと黒系の家具ばかり集めてしまうと圧迫感が出て、さらに狭苦しい印象を与えてしまいます。
9. 見せる収納
見せる収納は、それ自体が装飾の代わりにもなり、どこに何があるのかわかって便利そう。でもやり過ぎは禁物です。一旦出したものを元の場所に戻すのがだんだん面倒くさくなり、適当な配置になっていくとあっという間にごちゃっとした空間になってしまいます。
10. ベッドサイドテーブル
寝室にベッドサイドテーブルを置くスペースがなければ、ベッドのヘッドボードに細工をしてみましょう。読みかけの本を収納するスペースを確保できて、視界に入らないので雑然とした印象を与えず、すっきり。
好みのテイストはもちろん、自分が好きな色でさえも時々変わります。時には新鮮な気持ちでいつものインテリアを見直して、手を入れてみると気分もすっきりするかもしれません。