その他の豆知識
散歩中の愛犬を「触らせない」方が良い理由
犬の散歩中、誰かが「ワンちゃん可愛い!」と言って近づいてきたら、多くの人が「触ってもいいですよ」「え〜本当ですか?」そんな会話を挟みながら、犬をナデナデさせてあげるのではないでしょうか。
ワンちゃんがナデナデされて喜ぶだけでなく、近所の人との交流にもつながって、とても微笑ましい光景ですよね。
仕事中にたまに出会う高齢のワンコ、私が犬臭するまんだから寄ってくるんだよ。触らせてもくれる。かわいいのぅ。桜も少し弾けた。明日はエンとどっか行かなきゃ? pic.twitter.com/2Yf4s6clIF
— のぶぶ (@QbSuBtWyDvInDiL) March 24, 2020
(画像はイメージです)
けれど、気をつけてください!
見知らぬ人に犬を触らせるその行為には、思わぬ危険が潜んでいる可能性があるのです。
「噛ませ屋」?とも思われる人物に遭遇したというTwitterをご紹介します。
超大型犬を飼っている別々の知人から聞いた話なのですが、散歩中に「触らせてくれ」と近づいてきた男性に対して断ったのに「私は犬に詳しい、こういう顔をしている子は大丈夫だ」と口元に手を伸ばし、驚いた犬が振り払おうとして歯がその手に当たった。男性は治療費を請求(続→
— ぬえ (@yosinotennin) March 13, 2021
承前)知人は二人とも支払ったそうなのですが、別々の知人からほぼ同じ時期にその話が出たということが少々気になって。犬を飼っていらっしゃる方、勝手に触ろうとする人にお気をつけを(了
— ぬえ (@yosinotennin) March 13, 2021
超大型犬を飼っている別々の知人から聞いた話なのですが、散歩中に「触らせてくれ」と近づいてきた男性に対して断ったのに「私は犬に詳しい、こういう顔をしている子は大丈夫だ」と口元に手を伸ばし、驚いた犬が振り払おうとして歯がその手に当たった。
男性は治療費を請求。知人は二人とも支払ったそうなのですが、別々の知人からほぼ同じ時期にその話が出たということが少々気になって。犬を飼っていらっしゃる方、勝手に触ろうとする人にお気をつけを
何ということでしょう…
勝手に触っておいて治療費を請求するなんて…。さらに「触らせて」と言ってくる人の中には、意図的に犬に噛まれて慰謝料を取ろうとしてくる悪質な集団も含まれている可能性もあるようです。
このような理由から、気心の知れた近所の方以外の、全く見ず知らずの人に犬を触らせることは警戒した方が良いのです。
しかし注意していてもなおこのようなケースに巻き込まれてしまった場合、どうすれば良いのでしょうか。何点か確認すべきポイントを、現役の弁護士の方がアドバイスしています。
こんな垢ですが弁護士をしています。
詐欺や脅迫に荷担する同業者がいるとすれば見過ごせないので、そのような事態に遭遇したときには是非お住まいの都道府県所在の弁護士会に問い合わせてください。↓— しばたろう (@shiba_lawyer226) May 15, 2021
当該弁護士と相対したときの注意点ですが(既出でしたらすみません)
・その場で即答しない←これは絶対です。余程のことがない限り弁護士は交渉案件で即答を迫りません。検討したいので時間を公開が欲しいと言って身元を明らかにすれば普通の弁護士は即答を求めません。や— しばたろう (@shiba_lawyer226) May 15, 2021
・名刺を求めると共に登録番号を聞いてください。スマホがあれば、その場で日弁連のHPにアクセスして登録番号から検索してください。検索結果と名前その他の情報が一致しない場合、場合を答えられない場合は100%インチキと考えていいです。110番してください。
— しばたろう (@shiba_lawyer226) May 15, 2021
日弁連の検索は
「日弁連 弁護士 検索」でもいいですし、「ひまわりサーチ」でもOKです。番号のみ名前のみで検索できます。— しばたろう (@shiba_lawyer226) May 15, 2021
人を容易に信頼できないのは寂しいですが…
人を噛むことなんて絶対に想像できないという愛犬でも、見ず知らず人に乱暴に撫でられたり、痛いところを触られたりしたら驚いて噛んでしまうことはあります。自分のためにも、大切な愛犬が利用されないためにも、全く見知らぬ人との接触は避けた方が良いかもしれません。