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妻から「8月末の銀行引落としでわからない請求があるんだけど」と言われても気に留めなかった。その後届いたカードの明細を見て後悔で手がブルブルと震えた。
日本は他の諸国と比べて、まだまだ現金で支払う習慣が根強いと言われています。とは言え、その風潮も徐々に変わってきており、若い世代などは特に、オンラインでクレジットカードで各種支払いをすべて済ませてしまう人も増えています。
しかしそのように、全てを便利に済ませられてしまうからこそ、金銭管理に無頓着になってしまう人も多いもの。先日、TwitterユーザーK. Watanabeさんが投稿したあるエピソードの顛末が恐ろしいと話題になり、3万回以上もリツイートされています。
先週末妻から「8月末の銀行引落としでわからない請求があるんだけど」と言われて、確かにその名義の会社のカードは持ってるけど普段ほとんど使ってないし3万5千円という金額にも心当たりがなかったので今日カード会社に問い合わせたところ「BILL ITUNES COM」という名義で7月に3件利用があったと。
— K. Watanabe (@juliewajio) 3 septembre 2019
ITUNESということはAppleの請求?私のスマホはAndroidだしAppleMusicには入ってるけど家族会員でメインは妻の名義で別のカードで支払ってるし他にダウンロード購入はしてないのでこれは何の購入費用ですか?と聞いたらこちらでは調べられないからとAppleの連絡先を教えてもらった。
— K. Watanabe (@juliewajio) 3 septembre 2019
わかりましたAppleに問い合わせてみます、ちなみに8月以降でも同じ名義の利用履歴があるかと聞いてみたら「あります」というので金額を聞いたらオペレーターの人がしばらく無言の後「28万円です」私「…28万円!!!」さすがにこの金額には血の気が引いた。
— K. Watanabe (@juliewajio) 3 septembre 2019
これはヤバいとカードの利用停止と再発行を依頼して、次にAppleの方に問い合わせたところ私のApple IDとは全く別のアカウントの請求に私のカード番号が使われており不正利用らしいことがわかったので、すぐにその別のアカウントを停止して請求金額の返金と請求取り消し手続きに入ることになった。
— K. Watanabe (@juliewajio) 3 septembre 2019
ほっとしたのも束の間、妻が別のカードの請求金額も多めなので念のため調べてみたらと言われ見てみたらなんとその別のカードでも同じ「BILL ITUNES COM」名義で7月と8月に合計5万8千円の請求が!!!
— K. Watanabe (@juliewajio) 3 septembre 2019
あわててそのカード会社にも連絡して利用停止とカードの再発行を依頼、再度Appleに連絡したらこちらも同じく別アカウントでの不正利用と判明して返金手続きに。
— K. Watanabe (@juliewajio) 3 septembre 2019
どちらのカードもメインで使ってないカードで紙ベースで明細を送ってもらってないところだったから気付くのが遅れたのだが、まさか自分がカードの不正利用で40万円近くの被害に遭うとは。ネットで調べたらAppleの「BILL ITUNES COM」名義の不正利用って多いらしいので皆さんも気を付けましょう。
— K. Watanabe (@juliewajio) 3 septembre 2019
しかし最初に3万5千円という金額を見て妻に「また私に内緒で楽器とか買ったんでしょ?」と言われ、さすがに楽器は無いけど自分が買ったのを覚えてないエフェクターとかボックスセットの代金かもと思って反論できず、お互いモヤモヤした気分で週末をすごしてたので少しホッとした気分もありました。
— K. Watanabe (@juliewajio) 3 septembre 2019
不正利用された2つのカードの共通点はどちらもMaster Cardということで、私が持ってる他のVISA、JCB、AMEXとかのカードも念のため確認したが不正利用の形跡は無かったです。
— K. Watanabe (@juliewajio) 3 septembre 2019
今日改めてアップルから連絡があり、最初に判明した分も全額請求キャンセルと返金手続きされるとのことでとりあえず一安心。しかし今回はApple1社からの請求だったので数日で事が運んだが、もしいくつも訳の分からないところから来てたらとんでもない手間だったろうね。
— K. Watanabe (@juliewajio) 5 septembre 2019
このように、カードの不正利用の手口は日に日に巧妙化しています。しかし、多くの人が、カードから引き落としがあっても、よほど高額でない限り、「どこかで何かを買ったような気もするなぁ」と納得してしまうもの。実際にK. Watanabeさんも妻から引き落としを指摘された時、「エフェクターとかボックスセットの代金かも」と思ったと書いていますね。
このような犯罪の被害者にならないためにはどうすれば良いのでしょうか?まずは信用できないところでどうしても支払いが発生するときは、プリペイド式を使う、もしくはPayPalなど第3の機関を通して支払うことをオススメします。
しかし当然のことながら、一番の予防策は、カードの明細をこまめにしっかりとチェックすること。少額だと不正利用だと気づきにくいものです。何に使ったのかしっかり把握して、利用した覚えのない請求があったときは、すぐにカード会社へ連絡できるようにしておきましょう。ぜひシェアしてくださいね!
