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DIY

何が起こっているのか興味津々でフェンス越しに覗き見していた隣人。でもプロジェクトの完成形を見るまでには1年かかった。

多くの人が仕事を辞めて旅に出たいと思ってはいても、実際に行動に移す人はごくわずかです。アメリカ人のジェナとギルモアは夢見ているだけの状態にうんざりでした。そしてついにこの旅行ジャーナリストの2人は、これまでの生活を後にし、フルタイムで旅に専念することに決めました。

でもその前に旅行中の住む場所を用意しなければなりません。いちいちホテルに泊まる資金はないので、移動する家、モバイルハウスを自分たちで作ることにしました。きちんと住むことのできるモバイルハウスを作るには4ヶ月かかる見込みでした。

YouTube/Goal Zero

しかし実際は2人とも大工仕事にそれほど精通しているというわけではなかったので、思っていたよりも工事にかかり、結局1年かかってようやくモバイルハウスが完成。

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内装は簡素で機能的な作りです。おしゃれにしたいとも思いましたが、実用性が最優先で省スペース設計です。例えばこのテーブルは、必要ないときは壁に立てかけて収納できます。テーブルの裏側は黒板になっていてちょっとしたメモに便利です。

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居心地の良いリビングの隣はオーブンも完備のキッチンです。キッチン用具はアンティークのコーヒー豆袋の後ろにスタイリッシュに収納してあります。

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これは本棚のように見えますが、重ねればロフトの寝室への階段になっています。この家には無駄なスペースなんてありません。ロフトの下にはヨガマットや映画が楽しめるスクリーンが吊り下がっています。

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星空を満喫しながら眠るなんて素敵ですね!犬のベッドもちゃんとあります。

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お天気が良ければ焚き火を囲みながら屋外で映画を楽しむこともできます。電力はすべて屋根に設置してあるソーラーパネルで供給されています。毎日このモバイルハウスを太陽の出ている方に移動させるだけでいいのです。

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モバイルハウスでアメリカ中を駆け抜けた2人。フロリダの海岸もアラスカの氷河もこのモバイルハウスで見て回りました。

YouTube/Goal Zero

どこに行くにもこのモバイルハウスと一緒です。水の上だって移動してしまいます。フェリーにも乗りました!

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貯水タンクいっぱいの状態で家の重量は約4.5トン、長さは6メートルにもなります。

YouTube/Goal Zero

この素晴らしい四輪のモバイルハウスの様子はこちらのビデオでもご覧いただけます(英語のみ):

このかわいい家のおかげでジェナとギルモアは夢を叶えました。唯一2人が旅を辞める理由といえば、高齢になったときにロフトに登るのが難しくなるということくらいでしょうか。でもそれまでにはまだまだ長い間、たくさんの冒険が2人を待っています!