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ガーデニング

丈夫で手間要らず!ローメンテナンスな植物7選

季節ごとに花を咲かせる色とりどりの花壇は、すべてのガーデナーの夢です。でも、植物はいつも期待通りに育つとは限りません。気難しい植物のなかには、手入れが行き届かなかったり、環境が合わないと、すぐに元気をなくして枯れてしまうものが少なくありません。

Explored:  i hope she likes them

また枯らしてしまった・・・と肩を落とすガーデナーたちの救世主となるのが、日本の気候に合い、丈夫で手間要らずな植物たち。

この記事では、丈夫で手入れが簡単なうえに、庭を美しく彩る花やハーブをご紹介します。

丈夫で手入れが簡単、ローメンテナンスな植物

1. シベリアンアイリス

アヤメ属の花で丈夫で育てやすいので、日本で栽培が広がっているのがシベリアンアイリス。下の写真のような鮮やかな青紫色をはじめ、花の色も豊富です。色あせた花を自分で落とすので手入れもいらず、害虫に強く、病気になることはほとんどありません。風通しがよく、日当たりのよい、柔らかい土に植えてください。

Siberian Iris

2. ベンケイソウ

ベンケイソウは6月から8月にかけて花を咲かせる多肉植物です。肉厚で明るい葉と華やかな花が魅力的です。暑さ寒さに強く、乾燥に耐えるため、水やりはほとんど必要ありません。日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。

Sedum telephium 'Autumn Joy', 2016

3. ハルシャギク

黄色の蛇目模様が目立つハルシャギクは北アメリカ原産の帰化植物。日当たりのよい場所であれば世話をしなくても6月から10月まで花を咲かせるので、多年草の花壇に最適です。初夏に枯れた花を取り除くと、二度咲を楽しめます。

Golden Tickseed

4. ルリタマアザミ(エキノプス)

すっと伸びた茎、手毬のような球形の花が印象的です。水はけのよい土を好み、夏の乾燥にも、冬の寒さにも耐えますが、夏の多湿が苦手です。風通しのよい場所で育てましょう。

Echinops

5. ローズマリー

ローズマリーは、手入れが非常に簡単なだけでなく、キッチンハーブとして大活躍します。地中海沿岸原産なのである程度の乾燥に耐え、庭植えならば水やりは少ししか必要ありません。日当たりの良い場所か、部分的に日陰になる場所を選んで植えましょう。

Rosemary

6. ラベンダー

ラベンダーは、その芳香で目だけでなく鼻も楽しませてくれます。最近は日本でも育てやすい品種がたくさん登場しています。水は少なくても大丈夫ですが、蒸れが苦手なので、花後のお手入れが重要です。日本の夏を乗り越えるために、できれば花が終わる前に収穫し、枝もすっきり剪定して、風通しをよくしておきましょう。

Lavender

7. グラジオラス

色鮮やかな花をたくさんつけるグラジオラスは丈夫で育てやすい多年草。夏咲き(6〜10月に開花)と春咲き(3〜5月に開花)の品種があります。水はけの良い土を好み、庭植えなら水やりはほとんどいりません。ただ、背が高く、風で倒れやすいので支柱を立ててあげましょう。

丈夫でローメンテナンスな植物を植えれば、ほんの少しのお手入れで色とりどりの庭を楽しめます。夏の暑さのなかで庭で作業するのが辛いという方にもおすすめです!

出典:t-online , plantura , mein-schoener-garten
プレビュー画像:© Flickr/frankieleon ©Flickr/F. D. Richards