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料理以外にも色々使える!じゃがいも豆知識10選
じゃがいもが料理の分野でいかに多才であるかは言うまでもないことですが、実は料理以外でも、掃除や白髪染めなど色々と使えることはあまり知られていません。
この記事では狭いスペースでじゃがいもを育てて保存する方法、そして、じゃがいもの料理以外の活用法についてご紹介します!
<知っておきたいじゃがいも豆知識10選>
ジャガイモの植え付け
1. 卵パックで芽出し
じゃがいもを植えるときは、あらかじめ発芽させておくと、病害虫の被害を受けにくく、収穫までの時間も短くなります。卵パックはじゃがいもを発芽させるトレイにピッタリ。2月中旬に、卵パックに入れたじゃがいもを明るく涼しい場所に置きましょう。土を入れても入れなくても発芽させることができます .
2. 麻袋にじゃがいもを植える
庭にスペースがないときは、麻袋にじゃがいもを植えることができます。麻袋に培養土を入れ、芽出しした種芋を2個程度埋めるだけ。外に出しておけば、水やりは不要です。乾燥気味に育てましょう。
じゃがいもの収穫と保存
3. じゃがいもの収穫時期
収穫時期は植え付けから100日目あたり。葉や茎が黄色く変色して、枯れ始めた頃が目安です。できれば晴天が続いた後に収穫した方がいいのですが、収穫が遅れると皮が硬くなり、腐ってしまうので、時期を逃さないように注意して。
4. じゃがいもは洗わず、そのまま乾燥
じゃがいもについた汚れや土は保護膜 になるので、収穫時には土を払い落とす程度にして、そのままの状態で風通しのいい日陰で半日から1日程度乾燥させます。日向に置くとじゃがいもが緑色になるので必ず日陰におきましょう。
5. 収穫したじゃがいもの保存
収穫したじゃがいもは、木箱に藁をひいたもの、あるいは麻袋や段ボールなど湿気のこもりにくいものに入れて、暗く湿度の低い場所に起きましょう。光が当たらないように上に覆いをかけておくのをお忘れなく。
じゃがいもの皮むき
6. 素早く皮を剥く方法
じゃがいも料理はおいしいですが、皮をむくのが大変です。じゃがいもを茹でた後に氷水で急冷すると、簡単に剥くことができます。
料理以外の活用法
7. 塩を吸収
料理で塩を入れすぎたときは、生のじゃがいもを(丸ごと、あるいは半分に切って)入れて、調理してみてください。じゃがいもに含まれるデンプンは、塩分を吸収してくれるので、塩辛さが軽減します。
8. 掃除
じゃがいもの皮には「サポニン」という石鹸成分が含まれているため、シンクなどの水回りを掃除するとピカピカになります。カップについた茶渋もじゃがいもの皮でこするとキレイに落ちます。
9. 白髪染め
自分で簡単に白髪染めの材料を作ることができます。じゃがいもの皮を20分ほど茹でて、冷ました煮汁を週に2〜3回、タオルドライした髪にスプレーボトルで吹き付けるだけ。じゃがいも皮の煮汁には、白髪を黒くする効果があるんです。また抜け毛予防や髪のツヤにもじゃがいものエキスが役立ちます。詳しくはこちらをご覧ください。
10. 肥料
じゃがいもの煮汁には貴重な栄養素がたくさん含まれています。じゃがいもの煮汁は捨てずに、植物の肥料として使用しましょう。水の節約にもなって一石二鳥ですね。
じゃがいもからバラを育てることもできます。じゃがいもがこんなに色々なことに使えるなんてビックリですね。ぜひ無駄なく活用してください!
プレビュー画像: ©Flickr/sethoscope ©Pinterest/apieceofrainbow
