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DIY

すぐに捨てるのはもったいないかも|使い終わったカイロの活用法

外出時や通勤時の寒さからあカイロを愛用している人は多いはず。しかし使い終わったカイロに実はまだ他の使い道があったことは意外と知られていません。カイロには実は温める他、冷えてからも自宅で使える簡単活用法があったのです。

<使用後のカイロの使い方>

1. 消臭アイテムに生まれ変わる

カイロには消臭効果のある活性炭が含まれており、靴にそのままカイロを入れて消臭材として使用することができます。靴にそのまま入れても、またはカイロを開封してトレーに移すなどすれば靴箱全体を消臭することができます。

靴の臭いの程度や靴箱の環境、季節によって、カイロの消臭が持続する日数はそれぞれ違ってくるので臭いを確認し、消臭してもかすかに臭ってしまうと感じたら、カイロを処分してください。

2. クローゼットや靴箱の湿度取りに生まれ変わる

カイロに使用されている鉄粉が空気中の水分を吸い込んでくれるため、使用後のカイロは乾燥剤としても使うことができます。湿気の多いクローゼットや押入れに入れておくと効果があるそう。玄関の靴箱で使えば、消臭効果と吸湿効果の両方が期待できそうです。

3. ガーデニングの土質を改善させることができる

カイロに含まれるバーミュライトという成分は保水性や通気性に優れ、ガーデニングの土壌環境を良くするそうです。バーミュライトのほかにも、カイロには発熱する成分だった鉄粉も含まれているので土壌の鉄分補給としても使えます。

ただし、カイロには発熱反応を促す塩が含まれているので、そのままカイロを開封して土に混ぜると作物や植物の発育を塩分でダメにしてしまいます。このため、カイロの中でもこの場合は環境配慮型の土に還せるタイプのものを使用すると良いとのこと。

便利な使い捨てカイロ。意外にもその成分から有効な使い道がありました。

また、使用済みではなく、未使用のカイロは雨などで濡れて靴を乾かす時にとても有効だそうです。雨で濡れたり湿気ってしまった時、靴の中に新聞紙を丸めて入れておいたり、ドライヤーで乾かす方が多いと多います。

しかし使用前のカイロを入れておくとカイロから発生した熱が水分を蒸発させてくれ効率よく靴を乾かすことができるのだそう。6時間もすれば靴が乾くそうで、新聞紙を取り替えたり、ドライヤーで乾かし続ける手間もなどが省けるので、忙しい時の時短テクとして使うことができます。

温めるだけじゃなく意外にも便利に活用できるカイロ。捨てる前にぜひ一度試してみてください。

※使用済みカイロは使用後にすぐにゴミ箱に捨ててしまうと、まだ中身が暖かい場合もあり発火の恐れがあります。しばらくしてからゴミ箱げ捨てるようにしてください。また各市区町村の区別に従って、処分をするようにしてください。

プレビュー画像:©︎Facebook/おいしい水の贈りもの うるのん

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