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Lifehacks

髪が濡れたまま寝ると起きる5つの怖いこと

疲れて早く寝たいとき、お風呂上がりに髪を乾かさずに寝てしまうことありますよね。特に髪が長い人や量が多い人は、乾かすのに時間がかかって面倒なので、ついそのまま…ということが多いのではないでしょうか。

でも濡れたまま寝るのは、髪にとっても、あなた自身にとっても、実はとてもよくないことなんです。ここでは、髪が濡れたまま寝ると起きる5つの怖い問題をご紹介します。

1. 濡れた髪はダメージを受けやすい

髪の毛のツヤは髪を保護するキューティクルが整うことでもたらされます。濡れた毛髪は膨張して、キューティクルが開いているため、乾燥しているときよりもずっと無防備。外部からのダメージを受けやすいんです。

あなたが寝返りを打つたびに摩擦でキューティクルが剥がれ、髪は大ダメージを受けています。そのため、切れ毛や抜け毛は確実に増えてしまいます。

Split Ends

2. 髪がベタベタし、ニオイやかゆみの原因に

濡れた髪のまま寝ていると、水分が長く残り、完全に乾くまでに時間がかかります。湿った状態が続くと、頭皮の水分の周りに皮脂膜ができ、ベタベタした髪に。さらに湿度や皮脂が多いと雑菌が繁殖して、ニオイやかゆみの原因になってしまいます。濡れたまま寝るだけで、頭皮の状態までどんどん悪くなってしまうのです!

Wet head

3. 朝のセットに時間がかかる

濡れた髪は寝ぐせがつきやすいのはご存知の通り。朝起きると髪の毛が爆発していたり、片側だけがハネてしまったり、枕の跡がくっきりついていることも。つまり、濡れたまま寝ると、忙しい朝に髪のセットでかえって時間がかかってしまうということ。

Simon has a bad hair day

4. 頭痛や首の痛み

毛髪に閉じ込められた水分は、夜間に低くなる体温をさらに下げてしまいます。そのため、頭部への血流が損なわれ、しばしば頭痛の原因になるのです。また、濡れた髪に体温を奪われるため、首も冷え切ってしまいます。首の筋肉が緊張することで、首の痛みや寝違えが起こることも。

Day 4 - Waking Up

5. 感染しやすくなる

濡れた髪は体温を奪います。低体温になると免疫力が低下し、ウイルスや細菌が体に侵入しやすくなるんです。風邪や怖い感染症にかからないためにも、髪の毛はしっかりと乾かしてから寝るようにしましょう。

Very sick

もちろん、たまに疲れきってつい濡れた髪で寝てしまっても、「この世の終わり」というわけではありません。でも、あなた自身と髪の健康のために、面倒でも髪を乾かしてから寝るように習慣づけましょう。

プレビュー画像:©︎flickr/uzi978, ©︎flickr/KRISTY BUTTS