ちえとくをフォローする

Lifehacks

先人たちの知恵|酸っぱい柑橘系は重曹で酸味が中和される

桃やスイカ、そろそろ梨や巨峰など、夏の季節は瑞々しく甘いフルーツがたくさん楽しめる季節です。でも、中には果物が甘すぎると感じる人もいるのではないでしょうか。現在私たちが手に取るフルーツは、品種改良により甘くなったものがたくさんあります。

特にみかんは最近ではかなり甘いものが増え、中には酸味が足りず物足りないと思う人も多いようです。

ツイッターユーザーのばんばん @ 僻地でリモワ中の社畜さん(@banbanxp)が親族から聞いたという果物にまつわるエピソードが話題になっています。

ツイ主のばんばんさんの叔母さん曰く、昔は酸っぱすぎる果物になんと重曹を振りかけて食べていたのだそう。重曹と果物の酸味によって果物を食べた時にシュワシュワとした不思議な食感になるのだとか。

また、重曹をかけることで果物のクエン酸が重曹のアルカリによって中和され、酸味が和らぎ食べやすくなるのだそうです。

この方法、果物が品種改良されて甘くなる以前の時代によく利用された方法で夏みかんや八朔など柑橘類で酸味が強い果物はこうして食べられていたとのこと。ばんばんさんの投稿にも、「懐かしい」「重曹を使っていた」というリプライが続々寄せられました。

甘い果物が多くなった今、なかなか利用されないこちらの方法ですが、先人たちの暮らしの知恵には驚かされます。まるで理科の実験のような柑橘系の酸味と重曹が起こす変化。すっぱーいと思わず口に出してしまう夏みかんや八朔などがある時に試してみたくなりますね。なお、試す場合は必ず食用の重曹を利用するようにしてください。

プレビュー画像:©︎Twitter/kagamii24