賞味期限が切れたフルーツ缶|そこにはある危険が潜んでいた

長期保存ができて、非常食としても需要のあるフルーツの缶詰。その賞味期限の長さからついつい忘れてしまった、非常袋に入れっぱなしにしていたという人も多いはず。 しかし、このフルーツの缶詰が実はある恐ろしい事態を引き起こす可能性があるというのです。

それは缶詰が膨張して起こる自然爆発。原因は長期保存によって発生した水素。フルーツ缶内の内面は鉄にスズをメッキしたブリキでできていて、賞味期限を過ぎたままにしておくと、スズの溶け出しが多くなり鉄が露出してしまうそう。そうすると、鉄とシロップの酸が反応して水素が発生し、缶が膨張し破裂に至るというもの。

フルーツ缶の販売会社によると、賞味期限を過ぎた缶詰にはこのように水素が発生する可能性があるとのこと。

また万が一、自宅で膨張した缶を見つけたら、すぐに開けるのではなく、缶詰より大きなバケツもしくは容器に水をはり、缶詰を沈め、缶きりや千枚通しなどで穴を開けてガスを抜いてから、水中より取り出して缶詰を処理するという対処をしてほしいとのこと。

国民生活センターによると、缶詰の破裂について、2009年4月から2020年1月までの10年間で、全国の消費生活センターに寄せられた相談件数は22件あったそうです。ケガをしたケースはなかったものの、うちケガの恐れがある「危険」と判断されたのは、17件も占めていたとのこと。

缶詰は長期保存ができて、うっかり忘れてしまいがち。これを機に数ヶ月に1度はキッチンの食糧庫や戸棚、非常袋の確認を習慣にするといいかもしれません。

プレビュー画像:©︎Facebook/Takahiro Noguchi

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