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雨が降っていなくても起こる|河川の急な増水に注意

ここ10年ほどで頻発するようになったゲリラ豪雨。気象庁によると滝のように降る、ゴーゴーと降り続く非常に激しい雨とされる1時間に50mm以上の降水量を確認した回数は、統計を取り始めた最初の10年間(1976~1985 年)の平均年間発生回数と比べて直近10年では約1.5倍に増加しているそうです。

短時間で非常に強い雨が降り危険を伴うゲリラ豪雨時には河川の急な増水が起こる可能性がありとても危険と言われます。しかし、ゲリラ豪雨でない場合や、雨が降っていないにも関わらず、場合によっては川は恐ろしいほど急に増水し濁流となってしまうことがあるのです。

今月13日、新潟県魚沼市の広報が公式Twitterで公開した映像は、河川の急な増水の恐ろしさを伝えるものでした。

「急な川の増水に注意しましょう」として公開された映像には、曇り空の元一見穏やかに見える川が、ものの30秒ほどで土砂や木が混ざった大量の茶色い水によって、川幅いっぱいに増水し激しい流れに変わる様子が映し出されています。

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魚沼市の広報によると、こちらは7月29日の午後4時20分ごろ、市の中心部を流れる佐梨川の様子を職員が撮影した動画とのことです。撮影開始から一分後には川はすっかり変わり果て、恐ろしいほど水位が上がっています。

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動画撮影当時、11km離れた上流で雨が振り水位の上昇と濁流が発生したことを確認し、1時間後に安全を確認した上で橋の上から川の変化を撮影したそうです。増水した水が撮影場所に濁流となって押し寄せた映像ですが、この時市の中心部である佐梨川付近では雨は全く降っていなかったとのこと。

魚沼市では、このように今いる場所で雨が降っていない場合でも川の上流付近で雨が降った場合、それが濁流となって下流へ押し寄せる可能性があるとして注意を呼びかけています。

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キャンプなどで川へ出かける機会も多いと思いますが、川が急に増水するのは雨天時だけでなく、このように上流で雨が降った場合にも増水をし濁流を発生させることがあります。今回の動画で見たように、ほんのわずかの間にものすごい勢いで濁流が流れ込んでくるため、気づいた時には遅いと言う事態になりかねません。特に夏時期は豪雨や台風シーズンでもあるため、各地の自治体でも河川の急な増水へ注意を呼びかけています。

なお、今回の動画は専門の職員が安全であることを確認したうえで撮影をしたそうです。このような場合は絶対に川に近づかないでください。

まだしばらく続く夏のアウトドアシーズンですが、河原でキャンプや川遊びをする際は、上流の空に黒い雲が見える、また雨雲レーダーを活用し、上流付近で雨が降っているようであれば、川から離れ安全確保に努めるようにしてください。

プレビュー画像:©︎Twitter/uonumahp