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有名なグローバル企業11社 名前の意外な由来
「レゴ」「コカ・コーラ」「ハーゲンダッツ」など、誰もが知っているグローバル企業やブランドの名前でも、その由来を知っている人はそれほど多くありません。でも、企業の名前には面白い由来や意外な意味があることが多いのです。
そんな意外な由来を持つ有名企業11社をご紹介します。
1. Häagen-Dazs（ハーゲンダッツ）
ハーゲンダッツはアメリカ発祥のアイスクリームブランド。今では、誰もが知る名前ですよね。実は、「ハーゲン」は高品質ミルクをイメージさせる酪農国デンマークの都市コペンハーゲンからとり、「ダッツ」は響きの良さでつけた、という意外すぎる命名法。でも、確かにアメリカ発だと感じられないのは、その北欧風の響きによるものかもしれません。
2. LEGO（レゴ）
レゴ社の創設者はデンマーク出身です。社名もデンマーク語の「leg godt!」を略したもので、「よく遊べ」という意味です。
3. Wikipedia（ウィキペディア）
ウィキペディアを開いたことがない人はほとんどいないでしょう。でも、その名前の正確な由来をご存知でしょうか？「ウィキ」はハワイ語のwikiwiki（速い）、「ペディア」は英語のencyclopedia（百科事典）を合わせた造語。つまり、ウィキペディアは迅速な百科事典というわけです。
4. Toblerone（トブレローネ）
スイスの有名な三角形の棒状チョコレート「トブレローネ（Toblerone）」。創始者ジャン・トブラーは、自分の姓とイタリア語でヌガーを意味する「トローネ（torrone）」を組み合わせて、キャッチーなブランド名「トブレローネ」を作りました。
5. BiFi（ビーフィー）
ドイツで人気のあるサラミソーセージBiFi。このブランド名 「BiFi」 は、「Biss-Finger（かじった指）」の略語ではないかと一部で噂になりましたが、実際は英語のbeefy（牛肉の）からつけられたそうです。
6. o.b.
生理用品メーカー o.b.は、日本ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパでは取り扱い製品が最も多い有名メーカー。この二つの文字はドイツ語でohne Binde（ノーネクタイで）という意味。リラックスして使って欲しいという想いが感じられます。
7. Coca-Cola（コカ・コーラ）
このブランド名は、19世紀に「コカの葉」と「コーラの実」を原料にしていたことに由来します。当時はさまざまなコカ・コーラのレシピが実験されていたそうです。今もお馴染みの流れるような字体のロゴは、当時経理担当だったフランク・M・ロビンソンが書いたものです。
8. Starbucks（スターバックス）
今や日本中にあるコーヒーチェーン店。「スターバックス」という名前はハーマン・メルヴィルの名著「白鯨」に登場するコーヒー好きの航海士「スターバック」にちなんでいます。ロゴに描かれている女性はギリシア神話に登場する人魚「セイレーン」です。
9. PEZ（ペッツ）
1927年にオーストリアで生まれたキャンディーPEZは、喫煙者にタバコのヘルシーな代替品を提供しようと作られた歴史のあるお菓子です。おなじみのキャラクターの顔がついたPEZは1952年に発売され、以来、今も変わらぬ形で販売されています。PEZの語源はドイツ語のPfefferminz（ペパーミント）の最初、中間、最後の文字をとったものです。
10. Persil（パーシル）
ドイツからきた洗剤（Persil）はコストコの定番商品。この名前は洗剤の2つの成分「Natriumperborat（ホウ酸ナトリウム）」と「Natriumsilikat（ケイ酸ナトリウム）」を合わせた造語です。
11. Nivea（ニベア）
100年を超える歴史を誇るスキンケアブランド「ニベア」。日本発売から数えても50年以上経つニベアの青缶は、数年前から超高級ブランドのクリームと成分が似ていると噂され、再ブレイクしています。社名「ニベア」とは、ラテン語で雪を意味する「nix, nivis」から派生したもの。真っ白なクリームそのままの名前だったのですね。
よく耳にする社名やブランド名、そこには意外な意味や想いが込められているのですね。街中でよく見かけるブランド名なので、みかけた時は家族や友人に由来を教えてあげましょう。
プレビュー画像： ©Reddit/teenagers ©Pinterest/Freebies 2 You
