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Lifehacks

散らかった部屋はあなたのことをこんなに教えてくれる。次回友人の家に行ったらここに注目。

友人の家にお呼ばれして、足を踏み入れた瞬間、散らかり具合にギョッとしたという経験はありませんか?もちろん人によって衛生観念は異なるので、臭いや汚れなど、人によって許せる許せないのレベルは違うでしょう。

でも次回友人の家に招かれたら、次の8つの場所をチェックしてみてください。友人の抱えている問題が見えてくるかもしれません。もちろん自分自身の精神状態も教えてくれるバロメーターにもなる部屋の散らかり具合、いますぐ確認してみましょう。

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1. キッチンの食べ残し

口に入れるものを準備するキッチンは家の中で一番清潔な場所である、はずです。でも山積みの食器やコップ、シンクの水垢、クッキングヒーター上の焦げ付き、食べかすが落ちた床…こんなキッチンはゴキブリなどの害虫を呼び寄せることになるのは誰も知っていること。家の中がそれほど綺麗ではないという人でもキッチンはできるだけ清潔にしようと務めるもの。

ところが、キッチンが汚くても気にならないという人もいます。何日もシンクに食器が山積みというのは無精だからというより、うつ病のサインかもしれません。うつ病になると起き上がることすら辛くなるため、まして部屋の掃除などはできないのです。

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2. 散らかった仕事机

自宅の仕事机は、もっとも個人のことを教えてくれる場所です。書類は全てファイルにしまい、ペンやポストイット、クリップなども整理整頓され、机の上には何も出ていないという人もいれば、机が見えないほどあらゆる物が散乱しているという人もいます。後者の机の主は、仕事に自信を持っていて、精神的に未熟だということを教えてくれます。さらに創造的で発想力豊かな人に多い仕事机でもあります。

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3. クローゼットや戸棚の中

整理整頓されインテリアコーディネートの行き届いたリビング、本棚には五十音順に並んだ本が並び、床にはちりひとつ見当たりません。ところが、引き出しやクローゼット、戸棚を開けてみると…様々なものが無秩序に詰め込まれていることも。

部屋全体のパッと見た感じと、目につかない場所のカオスぶりのギャップが激しい人は、何事もちょっと大げさに振る舞う傾向があります。誰でも他人に良い印象を与えたいと思うものですが、このタイプの人は他人に強い印象を与え感心させたいとまで思っている可能性があります。

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4. 洗面台

 洗面台の周りに並んだデオドラントや洗顔フォーム、香水や歯磨き粉に目をやればその人がどれだけ自分の体を大切にしているかがわかります。コンビニで売っているものよりも値段は多少高くなっても、体や地球環境に優しい製品を使っている人は自分のことを大切にできている人だと言えるでしょう。

一方、歯ブラシと歯磨き粉、カミソリと石鹸しか見当たらないという場合、洗面台が清潔であればミニマルなスタイルを重視している人と言えるでしょうが、洗面台が汚れていたら、自分の体に目を向ける余裕のないほどストレスを抱えている証拠かもしれません。

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5. ゴミ箱や洗濯カゴがいつもいっぱい

片付けられない人の特徴のひとつが、なにごとも先延ばしにするということです。忙しすぎて家事をする時間がないにせよ、億劫すぎて家事をしないにせよ何かしら理由をつけて翌日に引き伸ばすという点では同じこと。ゴミや洗濯物、食器などは溜まれば溜まるほど厄介で時間がかかる代物になってしまいますが、毎日少しずつこなすしか対策はありません。こういう人は、仕事も人間関係も面倒なことは先延ばしにしがちです。

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6. 帰宅して寝るだけの部屋

殺伐とした無機質な部屋。ミニマルなおしゃれさとは無縁の、帰宅して寝るだけの部屋の持ち主は、その人が大人であれば精神的な未熟さとストレスを抱えている可能性が高いでしょう。床に山積みの本や雑誌、取り込んだままの洗濯物などが置いてあると掃除もしにくく、床に埃も溜まっていきます。

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7. リノベーションしていない

修理が必要なまま放置されている棚や引き出し、一部剥がれた床や赤茶けた畳などは、その人が現在の生活を”一時的なもの”だと感じているからかもしれません。多少の不便や不具合は、一時的なものなので我慢すべきだと感じているのです。こんな状態で何年も過ごしているようなら、将来に対する明確な計画が立っておらず、誰かがこの生活から引き上げてくれるのを待っていると言えるでしょう。

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8. ゴミ屋敷

文字通り足の踏み場もないほどゴミで埋まり、ゴミの中をかき分けて寝起きするようなゴミ屋敷に住むのは男性に比べて女性の方が多いのです。物が捨てられない、また物に囲まれることで孤独感を紛らわせようとしてものを溜め込んでしまうという行動は、強迫的ホーディング(強迫的溜め込み)と呼ばれています。ゴミ屋敷状態は異常だとわかっていても、収集物への感情的な移入により、ものを捨てることができないのです。一方、綺麗に整理整頓された家に住んでいる人でも、強迫性障害の「不潔恐怖症」や不安障害などの精神疾患を抱えている可能性はあります。

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掃除は、ストレスレベルを下げ、不安感を和らげる瞑想のような働きをすることが最近の研究で明らかになっています。掃除は、自分の置かれた状況を「コントロール」できたという達成感を与えてくれるのです。疲れてなんのやる気も起きない日々が続いたら、ほんの少しだけでも掃除をしてみましょう。気落ちが楽になるかもしれません。