残り湯で洗濯しない方が良い理由に、あなたもこの数字を見れば納得。

暖かい季節になると水回りの衛生面が心配になります。臭ってきたり、最悪の場合食中毒になる可能性もあるので気が抜けません。 きれいにしているようでも、意外なものがバイ菌いっぱいだったりするんです。

台ふきん

衛生微生物研究センターの実験では、一般的な洗い方をした台ふきんに気温30度、湿度65%の環境で食中毒原因菌がどれだけ増えるかを実験しました。4時間で10〜60倍、そして12時間で900〜8000倍まで増えたそうです。これではせっかくふきんでテーブルや水回りを拭いても雑菌を塗り広げるようなものです。これを防ぐには台ふきんを漂白してからの天日干し、もしくは重曹を入れた鍋で沸騰消毒してからの天日干しが効果的です。発想の転換で、台ふきんのかわりにキッチンペーパーを使ったアルコール除菌拭きをするという方法もあります。

まな板

まな板や台ふきんを長い間使っているとうっすらピンクになってくることがあります。これは霊菌という空気中に存在する菌の仕業です。この菌自体に害はありませんが、この菌が増えているということは他の菌も増えている可能性があります。綺麗にするには粗塩や重曹を表面にまぶしてゴシゴシ洗ったりアルコールで消毒することもできます。日に当てて消毒する場合には直射日光に当てましょう。ガラスなどを透過した紫外線はUV-Aが主なので、除菌には効果が薄いためです。

食器

食べ残しなどのついた食器を一晩洗わずに放っておくとどのようになるでしょう?菌が夏場の設定で7万倍、冬場でも1万倍程度増えたそうです。水につけられた状態で菌が増えるには数時間かかるそうなので、食後一休みした後にでも洗いましょう。一度増えてしまった菌は漂白剤や熱湯消毒をしないとなかなか減らないので要注意です。

バスタオル

あなたはバスタオルをどれくらいの頻度で洗っていますか?衛生微生物研究センターによるとバスタオルを使用すると数十から数百個くらいの雑菌が使用者の体から付着します。そして3日間洗濯せずに使うと細菌数は数万から数億個に激増するそうです。一番清潔なのは毎回使用する度に洗濯すること。乾燥させやすいように薄くて小さめのタオルを何本も使うといいかもしれないですね。

風呂の残り湯

bathtub

追い炊きをして次の日に入浴したり、ポンプで汲み出して洗濯に使ったりする家庭もありますが、入浴したお湯を一晩放置しておくと細菌の数が約千倍に増えるそうです。風呂水の細菌の多くは病原菌ではないので健康に直接影響は与えませんが、少なくとも洗濯のすすぎに使うのは避けましょう。

またこのことを考えると緊急時用に風呂に水をためておく場合は、顔や食器を洗ったりするには沸騰させてから使ったほうがよさそうです。もちろんトイレを流すのに使うことは差し支えありませんが、震災の後などは下水管が壊れていたりすることがあるので確認してからにしましょう。

意外に早く菌の数が増えてしまいます。水回りの衛生に気をつけて、これからの高温多湿な時期を健康に乗り越えましょう。

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