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ヘルスケア

血糖値の上昇を抑えてダイエットもできる|食後にはキウイを食べる

ダイエットをしようと決意すると、食べて良い物、避けた方が良い物とリストアップし食事制限をしがちです。もちろん脂肪分たっぷりの食事や甘い菓子パンやスナック菓子などは避けた方がいいのは一目瞭然。

しかしそこで迷うのが「果物」ではないでしょうか。果物に含まれる果糖がダイエットにいいのか、悪いのかいまいちはっきりせず、甘いという理由でなるべく避けるという人も多いのでは。

しかし太ってしまう原因は、糖分が多い食べ物それ自体ではなく、血糖値の急上昇にあると言われています。食後に血糖値が急上昇すると、血糖値を下げようとして大量のインスリンが分泌され、そのインスリンが脂肪細胞に余分な糖を脂肪として貯め込むよう働きかけます。この仕組みが太ることに繋がっているのです。

先にも挙げたように果物はご飯や穀物などと同様に糖質が多く含まれている食物。しかし、「糖質」と一括りにしても、その中には、ブドウ糖、果糖、砂糖(ショ糖)と、いろいろな種類の糖類が含まれております。果物には、果糖、ブドウ糖、砂糖(ショ糖)が混ざっていますが、果糖が多い食べ物ほど、食後血糖を上げにくいことがわかっています。

果物はその果糖の分量が多い食べ物。この仕組みを利用してある果物を食後に食べることで血糖値の急上昇を防ぐことができるというのです。その果物がキウイ

キウイには果糖と食物繊維が豊富に含まれ、この2つの要素が豊富な果物ほど、食後30分の血糖値の上昇を抑える効果があると言われています。またキウイが持つ豊富な食物繊維と酵素は食後の腸内環境を整えてくれる効果があります。腸内環境が整うとお肌も綺麗になることから、痩せやすい体作りに役立つ上に美肌効果も期待できるとのこと。

そしてキウイは特に他の果物よりも栄養価が高く、毎日の食生活に1つ取り入れるだけで栄養バランスを整えてくれるそう。また驚くべきことには、1日あたり約250gの果物を摂取すると糖尿病にかかるリスクが減るという研究結果も出ています。これは果物の果糖を口にする分、その他のブドウ糖やショ糖の摂取量が減ったためと言われています。

ダイエットには向いていないと思われていた果物。食物繊維や果糖が含まれる割合によって、ダイエットの味方になるとは驚き。中でもキウイは栄養バランスが整うだけでなく、痩せやすい体作りに役立つことから、これからダイエットを始めようと思っていた方や血糖値が気になっていた方にオススメです。スーパーで見かけたらぜひ手にとってみてくださいね?

プレビュー画像:©︎Facebook/中野ぶどう園

血糖値の上昇を抑えてダイエットもできる|食後にはキウイを食べる