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Lifehacks

誘拐犯を暴き出す6つのポイント 5番目は特に重要 親の責任が問われる

我が子が誘拐犯の手に渡ってしまったら…考えたくもないシナリオです。しかし実際、日本では、少なくとも2日に1人の割合で13以下の子供が誘拐事件の被害に遭っています。凶悪なケースはニュースになりますが、ほとんどの場合は、模倣犯を防ぐため詳しく公表されません。

昔は身代金目的の誘拐がほとんどでしたが、近年はわいせつ行為目的での誘拐が増加しているため、犯罪者の検挙が難しくなってきているそうです。そして犯罪者を外見だけで見極めるのは不可能といえるでしょう。でも誘拐犯が多用する言葉、手口は存在します。子どもたちを守るために知っておきたいポイントがこちらです。

1. 「ちょっと手伝ってくれる?」

「犬が逃げてしまった」「郵便局への道のりを教えて欲しい」と、子どもに助けを求める大人はいないということを子どもによく教えておきましょう。まして、「一緒に付いて来て欲しい」と言われることなど絶対にないことを伝えてください。

2. 「この人誰?」

幼い子どもが大人に手を引かれていくのをすごく嫌がっているようだったら、注意して見てください。明らかに手を引く大人が親でない場合、近寄って行って「この人は誰?」と聞いてみてください。それが子どもの知らない大人だったら、警察を呼びましょう。

Stubbornness is sometimes a place to sit and fume


3. 「今から警察署に来てもらう」

制服は権威の象徴です。特に子どもには制服を着ている人は「偉い人」に映ります。例えば、子どもがいたずらなど何か後ろめたいことをしているところを目撃した人物がいたとしたら、その人物は本来はまず保護者に連絡します。警察署に即連行されることなどないということを子どもによく教えておきましょう。

Police on air


4. 「おいで、いいものあげる」

私たちが子どもの頃から、「知らない人からお菓子をもらってはいけない」とよく言われてきました。しかしやはり子どもは、欲求を抑制する力が弱いので、お菓子で簡単に釣られてしまいます。お菓子をもらってはいけないと言うと難しいので、お菓子をあげると言われたら、まず保護者に知らせに来るよう伝えてください。

_MG_2369.jpg - Ricky, a 9-year old Caucasian boy is in the foreground with his brother Jeremy (6) in the background


5. 「ほら、君にスケートボードを送ったおじさんだよ」

現代ではインターネットで検索すれば、個人情報が豊富に手に入ります。例えば、保護者のソーシャルメディアをチェックすれば、必ずと言っていいほど子どもの写真が投稿してあるはずです。そこから、子どもが誕生日に何をもらったか、休暇でどこに行ったか、好きなスポーツは何か、みんなわかってしまうのです。こうした情報を子どもにチラつかせて安心させ、近寄る犯罪者も増えています。

6. 「今度オフラインで会おうよ」

ソーシャルメディアのほとんどは、サービス利用者を13歳以上を対象としていますが、小学生が年齢を偽って利用していることも多くあり、性犯罪に巻き込まれる事件が増えています。フィルタリングは、危険がありそうなサイトへのアクセスを防いでくれますが、新しいアプリなどが管理下に入っているかフィルタリングをアップデートしておくことが大切です。また、子どもにスマホを持たせるなら、インターネットの安全な使い方を定期的に一緒に確認するようにしましょう。

子どもを守るための知識と対処法を知っておけば、不安も軽減されるというもの。この6つのポイントを押さえておけば完璧ということではありませんが、事件の防止に役立つことは確かです。

誘拐犯を暴き出す6つのポイント 5番目は特に重要 親の責任が問われる誘拐犯を暴き出す6つのポイント 5番目は特に重要 親の責任が問われる