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Lifehacks

甘やかされた子どもが、大人になってから抱える6つの問題

子育ては難題の連続ですが、2〜3歳頃から本格的に始まるしつけも悩みの種でしょう。

子どもたちが赤ん坊の頃は、もちろん親の生活は赤ん坊を中心に回っています。赤ん坊が泣いていれば、その理由をいち早く取り除いてあげなくてはなりません。でも自我が目覚める2〜3歳児には、喜ぶ顔が見たいから、言うことをきかせるためにと好きなものをなんでも与えるのは、甘やかしすぎです。子どもの願望にそえない時は、どうしてできないのか、いつならできるのか、子どもに話して落ち着かせてあげましょう。

厄介なのは子どもを甘やかす親は、子どもに依存しがちということ。いつしか親は子どもの世話をすること、子どもの願いを叶えてあげることが存在意義だと思い込んでしまうのです。そんな親の元で甘やかされて育った子どもが、大人になって抱える典型的な問題が以下の6つです。

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1. 否定を受け入れられない

甘やかされた子どもは、否定されたり批判されたりするのを受け入れることができない大人になります。就職面接に落ちたり、交際を断られたり、人から拒絶・否定される機会は人生において多々ありますが、甘やかされて育った大人はその失敗を人のせいにします。何がいけなかったのか?失敗から学ぶ機会を失っているのです。

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2. 自立できない

面倒なことはすべて周りの大人が片付けてくれた、という人は規律ある生活を送るのが難しくなります。根気がなくひとつのことに集中して取り組むことができず、あれもこれも手を出して、パンクしてしまうということを繰り返します。

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3. すぐに諦める

子どもの頃から何不自由なく育った人は、他人と争って何かを勝ち取るハングリー精神に欠けることがあります。ここ一番の勝負ができない大人になってしまいます。

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4. 譲歩できない

周囲の大人はみんな自分のいうことを聞いてくれた、自分を中心に世界が回っていた子ども時代を過ごした人は、譲歩できない大人になります。大人になっても、100%主張が反映されないとあからさまに不機嫌になり落ち込んでしまうのです。

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5. 自分から行動しない

欲しいものはすべて、口に出すまでもなく親があらかじめ用意してくれた、そんな子ども時代を過ごした人は、自分で行動を起こすのが苦手になります。大人になっても、誰かが自分の気持ちを”察して”くれるのを待つのです。

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6. うまくいって当たり前

「失敗や挫折はつきもの」とは思っていても、なんでも思い通りになった子ども時代を過ごした人は、大人になって失敗した時の衝撃を吸収することが難しく、立ち直るのに時間を要します。うまくいって当たり前、手に入って当たり前と思っているので、ゴールまでのプロセスの小さな成功体験を喜ぶことができません。

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子どもの願望を先回りしてすべて叶えてあげることと、たっぷり愛情を注ぐというのは違います。忙しい毎日ですが、休日などは、一緒に遊ぶ、子どものしていることやしゃべっていることにしっかり興味を示してあげるといった時間を出来るだけ確保して、子どもをたっぷり甘えさせてあげましょう。親の愛情で満たされた子どもは、他人にも愛情を注ぐことのできる人間に育つのです。