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子育て

アレルギー対策で見落としがち|子供の食物アレルギーで気をつけたいこと

近年食生活の変化などにより増えていると言われる食物アレルギー。アレルギーは年齢に限らず誰にでも発症する可能性があると言われていますが、乳児や小さな子供は大人に比べ消化器官が十分に発達していないため、アレルギー症状を引き起こしやすく、アレルギーを発症しやすいと言われる「卵(鶏卵)」「牛乳」「小麦」には特に注意が必要となってきます。

アレルギーがあるという小さなお子さんがいる家庭では、家の中はもちろん保育所や幼稚園と言った家の外でも、口にするものに細心の注意を払っていることと思います。Instagramで創作漫画やフォロワーの方の体験談を漫画にて紹介しているきなこすさん(@kinakonoumami)は、フォロワーの方が実際に体験したという子育てにおけるアレルギーの怖さについて紹介しています。

当時幼稚園教諭をしていたというフォロワーさんの体験談は、ハッとさせられるものがありました。きなこすさんのフォロワーさんによると、当時勤務していた幼稚園では、節分の行事の時にまいたお菓子を特別に食べていいとしていたそうです。

Instagram/kinakonoumami

しかし、お菓子を食べた後すぐに、一人の子供が体調不良を訴え嘔吐してしまったのです。

Instagram/kinakonoumami

Instagram/kinakonoumami

子供が食べたのはコーヒーピーナッツ。しかし、お菓子を食べるということで事前にアレルギー調査をしていたため、フォロワーさんは原因を特定できずにいたそうです。

Instagram/kinakonoumami

しかし、急いで子供の母親に連絡をしたところ、「まだピーナッツを食べたことがないためアレルギー欄には記載しなかった」との返事が返ってきたのです。

Instagram/kinakonoumami

これを聞いたフォロワーさんはすぐさまアレルギーと確信し、病院へ連れていくことができたとのこと。

Instagram/kinakonoumami

漫画の最後ではきなこすさんが、小さな子供の場合、まだ食べたことがない食材が多くあるため、保育園や幼稚園には「食べたことがない食物」を伝えておく、またアレルギー検査をしておいた方がいいかもしれません、と締めくくっています。

Instagram/kinakonoumami

アレルギーがある場合は、その食材を食べない、また遠ざけるようにする(小麦粉などでは、空気中に漂いアレルギー反応を起こしてしまうことがあります)ことが一番です。しかし、こちらの漫画で紹介されたように小さな子供は口にしたことがない食物が多く、「アレルギーになる食べ物は?」と聞かれると、食べたことがない食材への注意がつい抜けてしまいがちです。そのため、そこが落とし穴となってアレルギーが発症してしまう可能性があります。

きなこすさんが言うように、小さなお子さんがいる場合は、食物アレルギーの原因食物に関しては、まだ食べたことのない食物にも注意を払い、予め保育園や幼稚園にも伝えておくことで、予防につなげていきたいですね。(最近では、幼稚園や保育園によっては、提供される食材について食べたことの有無についてのアンケートもあるようです。)

今回紹介したきなこすさんの漫画は以下より読むことができます。またInstagramはこちらから。

プレビュー画像:©︎Instagram/kinakonoumami

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