DIY
子どもも大人も夢中になる!安全な小麦粉粘土の作り方
小麦粉粘土は、小麦粉を練って粘土状にしたおもちゃ。
食べられる材料だけで作られているため、小さいお子さんのおもちゃとしても安心です。もちろん、ハンドメイド好きな大人だって夢中になって遊べます。
小麦粉粘土のよいところは、家にある材料でいつでも作れるところ。作り方は簡単ですが、いくつか注意しなければいけない点があります。この記事では、小麦粉粘土をうまく作るためのヒントと遊び方をご紹介します!

小麦粉粘土の作り方:
最低限必要な材料は3つだけです。
- 小麦粉
- 水
- 塩
材料を2:1:1の割合でお好きな分量だけ混ぜます。例えば、小麦粉を2カップ、水を1カップ、塩を1カップ使います。
さらにオススメの配合:
- 小麦粉1.5カップ
- コーンスターチ1/2カップ
- 水1カップ
- 塩1カップ(サラサラなもの)
- サラダオイル大さじ2杯
小麦粉の一部をコーンスターチに置き換え、さらにオイルを加えると、生地がさらになめらかになり、こねやすくなります。色をつけたい場合は、食紅を用意しましょう。

まず、ボウルに小麦粉と塩を入れて混ぜます。次に水を少しずつ加え、滑らかな生地になるように材料をこねます。最後に手のひらに油を広げ、その手で生地をこねます。手にくっつかなくなるまでこねてください。べたつくようなら、小麦粉を少し足してください。
ヒント:必要であれば、食紅などを混ぜて粘土に色をつけることもできます。ただし、小麦粉粘土をオーブンで焼くと、色は薄くなります。強い色を出したい場合は、生地を焼き終えてから色を塗ったほうがよいでしょう。
小麦粉粘土の工作
粘土は工夫次第で色々なものを作れます。ここでは、いくつかのアイデアをご紹介します。
ペンダント
まず台に小麦粉で打ち粉をして、麺棒で生地を厚さ0.5センチくらいに伸ばします。クッキーカッターで好きな形に抜き、小麦粉をまぶした面を下にして天板に並べます。ペンダントには、後で糸を通すことができるように小さな穴を開けておくとよいでしょう。
手形・足形プレート
小麦粉粘土にお子さんの足形や手形をつけると、思い出深い記念品になります。まず、小麦粉粘土を丸めて、適当な大きさを伸ばします。お子さんに、自分の足や手を生地にそっと押し込んでもらいます。手形、足形がはっきり見えるようにしっかり押し込むのがコツです。後で吊るす場合は、生地に小さな穴を開けておきましょう。
小麦粉粘土をオーブンで焼く方法
成形した粘土を焼くときは、あまり高温にならないように注意してください。ひび割れや水泡の原因になります。大きさにもよりますが、まず60℃で30分焼き、次に100℃で30分、最後に120℃で2時間焼きます。粘土生地の底の中心が硬くなったら、乾燥した状態です。
ペイントとニス
焼き上がったら、作品にデコレーションや色付けをします。水彩絵の具や色鉛筆がオススメです。小麦粉粘土は塩を多く含むため、時間が経つと空気中の湿気を吸収してカビが生えることもあります。そのため、保存には防水加工が必要。作品に透明なニスを塗るか、アクリル絵の具のような防水性のある絵の具を使ってデコレーションしてください。

粘土をこねこねと成形していると、子どもも大人も時間を忘れて没頭してしまいます。指先をたくさん使うので、感覚の発達や情緒の安定にもつながりますよ。
ぜひおうちで小麦粘土を作って、お子さんと一緒に工作を楽しんでみてください。
どんぐりを使った簡単な工作アイデアも併せてご覧ください。
出典: utopia
プレビュー画像:© Flickr/Jimmie Quick © Instagram/yummitoddlerfood
