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冷たい緑茶に使う氷はこうして使う 飲んだ瞬間「もっと早く知りたかった」と声に出した
暑い日は、キリッと冷えた緑茶の爽やかな味わいと香りで気分すっきり。市販のペットボトル入り緑茶を冷やして飲むのも良いですが、茶葉から作る水出し緑茶を作っていると言う人も多いのではないでしょうか。水で出した緑茶は、低い温度で抽出されることから、そのカテキンやカフェインが抑えられ渋さがなく飲みやすいと言われています
そんな水出し緑茶ですが、ある方法で抽出するとその渋味がもっと抑えられ、まろやかな味わいになると言われています。その方法は氷を使って抽出すると言う方法。実際にその方法をご覧ください。
いつもお世話になっているお茶屋さんで以前教わった淹れ方。急須に茶葉と、水の代わりに氷を入れて冷蔵庫で一晩。めちゃ美味しく出ますよ。これだと甘み100%って感じです。お茶は湯の温度が高いほど苦く出ます。濃そうだなと思やれるかもしれませんが、一度作ってみて!澄んだ美味しさです✨#茶好連 pic.twitter.com/mz4DFgxakE
— テリヤキ (@terimickey) June 13, 2019
テリヤキさん(@terimickey)が実際にお茶屋さんに教えてもらったと言うこの方法。急須に茶葉を入れ、氷を入れて一晩冷蔵庫に置いておくと言うとても簡単なもの。この場合茶葉は6g使うと良いそうです。この方法で入れた冷茶は、テリヤキさん曰く甘み100%の緑茶に仕上がるそう。
お茶は入れるお湯の温度で味わいが違ってくると言われています。緑茶の場合、抽出するお湯の温度が高ければ高いほど、渋味成分が出やすくなり、逆に、お湯の温度が低ければ低いほど、渋味成分やカフェインは少なくなります。なので、氷を使い0℃で抽出すると緑茶の旨味たっぷりの甘いお茶に仕上がるというわけです。
また、水出し緑茶にも共通して言えますが低い温度で抽出をした緑茶は、嬉しい健康効果を持ち合わせています。
- 免疫力アップ
緑茶に含まれる成分であるカテキンのうち、主なものがエピガロカテキンガレートとエピガロカテキンと呼ばれる2つ。
この2つのうちエピガロカテキンガレートは炎症やアレルギーを抑制する作用があり、エピガロカテキンは免疫細胞を活性化させ免疫力アップにつなげる働きがあると言われています。
緑茶を低温で抽出すると、このエピガロカテキンがより多く抽出されるため、免疫力アップが期待できるそうです。 - リラックス効果、ストレス軽減
緑茶の旨味成分であるアミノ酸に含まれるテアニンには、ストレスを落ち着かせる効果があるのだそう。また、免疫力アップにつながるエピガロカテキンも同様の効果があと言われています。お湯で抽出した時のような渋味やカフェインが少ないため、このテアニンの効果を実感しやすいと言われています。
- ビタミンC
緑茶の中でも煎茶に多く含まれると言われているビタミンC。ビタミンCは水溶性で水に溶けやすですが、熱に弱いという性質を持っています。緑茶に含まれるビタミンCは、カテキンがビタミンCを安定に保ってくれるので比較的壊れにくいですが、低温で抽出することで熱にさらされることなく抽出することができるので、温かくして飲むよりも効果的にビタミンCを摂取することができます。ビタミンCには風邪予防や肌を美しく保つ効果があります。
夏の季節に嬉しい冷たい緑茶。免疫力アップ効果が期待できるので、夏の暑さで疲れた体を守る強い味方になってくれそうですね。
プレビュー画像:©︎Twitter/terimickey, ©︎Facebook/静岡銘茶会議