ちえとくをフォローする

Lifehacks

コロナで気軽にヘアサロンに行けない!自分で髪を切るときに気をつけたい5つのこと

コロナの影響で以前のように気軽にヘアサロンに通えなくなり、ちょっと整える程度なら自宅でセルフカットする人も増えているようです。

特にショートヘアは少し伸びただけでシルエット全体が変わってしまうので、自分ですっきり整えることができるととても便利。ロングヘアでも、長さを整えたり、枝毛をカットするだけで印象がグンと良くなります。

この記事では、自分で髪を切るときに注意すべき点を5つご紹介します。記事を読んで、ぜひセルフカットの参考にしてくださいね。

1. 道具には少しこだわる

セルフカットで重要なのは「道具」。手芸用や紙用のハサミだと、うまく切ることはプロでも難しいのです。ましてや素人が切るのですから、ハサミは散髪専用の切れ味の良いものを購入したいところ。安すぎるものはやはり品質も悪いので、2000〜5000円くらいのものがオススメです。すきバサミを併用すると、ボリュームを抑えることができます。髪の量が多い人は普通のハサミとすきバサミを用意しましょう。

また、短い髪を切るならバリカンがあると便利です。バリカンにはさまざまなアタッチメントが付いているので、長さを変えて切ることも簡単にできます。

2. 慎重に切る

セルフカットで多いのが、思い切りよく切りすぎて、困った事態に陥ってしまうこと。髪は伸びるのに時間がかかりますから、取り返しのつかない状態にならないよう、よく考えてから切り始めましょう。

実際にカットするときも「大胆さ」より「慎重さ」が仕上がりをよくするコツ。最初からバッサリ切りすぎず、少しずつ切っていきましょう。

©Getty Images

髪を切る場所も大切。よく見えるように鏡の前の明るい場所を確保します。できれば、自分の後ろにも鏡を置き、合わせ鏡にしておきましょう。切りながら、途中で何度かスマートフォンのカメラで後頭部を撮影するのもオススメです。

3. ドライ?ウェット?

乾いた髪を切る「ドライカット」か、濡らした髪を切る「ウェットカット」かを悩んでいる人もいるでしょう。セルフカットでは、ドライかウェットかを決める4つの重要なルールがあります。

  • くせ毛の人は乾いた状態でカットしたほうがくせ毛を生かしたスタイルを作りやすい。

  • ストレートのロングヘアの人は濡らした状態の方がまっすぐにカットしやすい。

  • 前髪は、濡らさず、自然な状態でカットする。

  • バリカンは乾いた髪に使う。

4. 髪型別のコツ

  • ベリーショートやメンズカット

サイドと襟足の髪を短くするだけで、かなりすっきりします。バリカンを使うときは、頭を少し前に倒し、うなじの下から上に向かってバリカンを当てます。サイドは前から後ろに向かって斜めに当てていきます。

最もシンプルかつ過激な方法は、髪の毛を完全に剃るか、同じ長さにバリカンでカットすることです。この場合でも、頭頂部の髪は少し長めに残しておくとよいでしょう。ただ、短髪にすると失敗や切り残しが目立ちやすいので、仕上がりを誰かに見てもらって手直しすることをおススメします。

  • 前髪カット

前髪をとかして、どのくらい切るべきかを確認してから、目尻と目尻の間を三角に取って、前髪を他の髪と分けます。人差し指と中指で前髪を挟み、持ち上げます。切りたい位置の少し上に指を置き、その下にハサミを垂直に入れていきます。ハサミの先で数ミリだけ切り、ゆっくりと希望の長さに近づけていきましょう。

  • ロングヘア

まず、髪をよくとかします。人差し指と中指で髪の毛を挟み、まっすぐ下に引っ張ります。ここでも指がカットラインです。カットするときは指の下に垂直または斜め45度くらいにハサミを入れ、先端で少しずつカットするようにしましょう。

  • 枝毛カット

どうしても枝毛を見過ごせない場合は、次のように進めます。乾いた髪をよくとかし、1cm幅で髪をブロッキングします。分けた髪を上から下に向かってしっかりとねじると、枝毛や切れ毛が飛び出してきます。この飛び出た部分にハサミを入れ、枝毛を丁寧に切り落としていきましょう。これを1束ずつ繰り返します。後頭部は他の人に手伝ってもらいましょう。

5. 複雑な髪型はプロに任せる

毛先をカットしたり、前髪を揃える程度なら、ちょっと慣れれば、すぐに上手くできるようになるはずです。ただ、髪型を大きく変えたり、凝ったヘアスタイルにするにはプロの技術が必要。思い切ってヘアスタイルを変えたいときにはプロに任せることをお勧めします。

セルフカットでは、プロの美容師のような仕上がりを期待することはできませんが、気軽にお金をかけずに見栄えをよくすることが可能です。

セルフカットには慣れも重要。ウィズコロナの時代、自分で髪を切れると本当に便利です。ぜひ挑戦してみてください。

プレビュー画像: ©Pinterest/OkChicas