Lifehacks
高圧洗浄機を使う時の7つのNG
高圧洗浄機は、家でも庭でも大活躍の便利な道具。高い水圧で水を放出し、長年蓄積された頑固な汚れを一気に吹き飛ばしてくれるので爽快感に病みつきになる人もいます。ただし、使い方を間違えると、素材にダメージを与えたり、怪我をしたりする可能性があるので注意が必要です。
この記事では、高圧洗浄機のよくある7つの間違った使い方をご紹介します。正しい使い方を知って、気持ちよく汚れを落としましょう。
1. 軽装はNG
その名の通り、高圧洗浄機は高い水圧で汚れをそぎ落とします。従来のガーデンホースの圧力が4バール程度であるのに対し、高圧洗浄機では100〜150バールにもなります。そのため、特に安全に気をつけて使用することが大切です。
写真の女性のようにカジュアルな服装で高圧洗浄を行うのはNGです。洗浄時に石や汚れが吹き飛ぶ可能性があるため、必ず保護用のゴーグルを着用しましょう。ゴム手袋やゴム長靴などの着用もお勧めします。また、高圧洗浄機で作業をすると、肺に入る可能性のあるエアロゾルが発生するので、できればマスクも着用したほうがいいでしょう。そして、絶対に人に向けて使用しないでください。
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2. 適切なノズルを選択する
高圧洗浄機にはさまざまなノズルが付属しています。使用説明書を読まず、間違ったノズルを使用すると、清掃する表面を損傷する可能性があります。一般的な洗浄ノズルと用途をまとめてみました。
- フラットジェットノズル:タイル、家具、石材スラブ、目地などの表面洗浄
- ブラシ:広い面や滑らかな面の洗浄
- ポイントジェットノズル:コケなど頑固な付着物の除去
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3. 脆い素材や劣化した素材への使用はNG
高圧洗浄機で素早く簡単に洗浄できる素材はたくさんあります。例えば、家の外壁、タイルや石畳の道などです。しかし、高圧洗浄洗浄に適さない面もあります。
砂利、砂、砕石、マルチなどの素材でできた道は、素材へのダメージを避けるためにも、高圧洗浄機での洗浄は控えたほうがよいでしょう。また、古い木や柔らかい木(カラマツなど)、脆い石、劣化した素材なども高圧洗浄はお勧めできません。木製のフェンスも高圧で洗浄すると破損する恐れがあります。。
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4. 適切な水圧で
破損する恐れがあるため、最初から高圧洗浄機のパワーを全開にして作業しないようにしましょう。
また、写真のような使い方は間違いです。ノズルは清掃する表面から少し離して使いましょう。近づけば近づくほど破損の危険は高まります。BBQグリルの洗浄では、100~115バールで、グリルと洗浄ノズルの間に30cm以上の距離を置いて洗浄しましょう。汚れが飛び散らないように、あらかじめグリルの灰を取り除いておいてください。
洗浄に使用する圧力は?
- 自転車、ゴミ箱、ガーデンツール:20バール
- 木製ベンチやウッドテラス:最高80バール
- 洗車:85バール
- 家の玄関、敷石、石。130バール
5. ホースを中途半端に引き出すのはNG
圧力洗浄機のホースは、必ず完全に引き出して、ねじれないようにして使いましょう。そうしないと、圧力が高くなり、素材が破損したり破れたりする可能性があります。
6. 屋外のソケットに注意
電気器具のソケットが屋外にある場合は、高圧洗浄機で洗浄するときに水に触れないようにカバーをしておく必要があります。ソケットにカバーをかける前にヒューズを外し、掃除後はすぐにカバーを外してサビを防ぎましょう。
7. 梯子に登って作業はNG
はしごの上で高圧洗浄機を扱うのは危険です。高い外壁を掃除するときは、延長パイプを使って掃除の範囲を4メートルまで広げると、はしごを使わずに済みます。
高圧洗浄機はとても便利ですが、正しい使い方を知らずに使用すると、素材に傷や凹みがついてしまったり、事故や怪我が発生することもあります。使用上の注意を守って、長年放置していた汚れをすっきりきれいに落としましょう。
高圧洗浄機でのお掃除の達成感が伝わる画像はこちらの記事をご覧ください。
プレビュー画像: ©Pinterest/Squeegee Squad ©Instagram/bonboudreaux
