Lifehacks
年齢を重ねるのが楽しみになる8つのこと このうち3つは思ってもみなかったはず
いったいいつから「お年寄り」になるのでしょう。年を取ったと感じた時と言う人もいれば、年金支給の始まる65歳と言う人もいるかもしれませんが、「お年寄り」「老人」と聞くと、ネガティブなイメージが浮かんでしまいます。
でも実は、年を重ねることのメリットや楽しみはたくさんあります。年月を重ねて旨味を増すのはワインだけではないのです。
1. セックス
腰痛や膝の痛みを抱え始めていたって、50代に入ったら性生活はより充実します。特に50代以上の女性は、自身の体のことを熟知していて、欲望を相手に伝えることを躊躇しなくなります。また長年一緒に暮らすカップルは互いに、お互いのありのままを受け入れ、素直に欲望を伝える傾向にあります。
女性はスリルや冒険を求め始めるのも50代からで、今まで試したことのない体位、一風変わったロケーションなどでのセックスも積極的に試し始めます。
2. 幸福度
年齢を重ねると、より幸せを感じやすくなります。人生の幸福感はU字カーブを描いているからです。幼少期から10代にかけて溢れていた自信や行動力は、大人になるにつれて下り坂を転げるように低下します。仕事でのストレス、財政面、子育て、そして中年の思春期とも言われる「ミッドライフクライシス」、結婚の問題などなど40代後半までは悩みは尽きることはありません。
50代になると、人生に対する充足感は向上してきます。子どもたちは自立して親業もひと段落。自分の夢や情熱との折り合いを見つける年代でもあります。豊富な人生経験は心のゆとりをくれるのです。
3. 対人関係
年齢を重ねた人ほど、正直で深く温かい対人関係を築くことができます。パートナーとの関係でいえば、長年一緒に過ごしてきた時間は、ふたりを体の一部のような、なくてはならない存在にします。
また相手の弱点や失敗をさほど気にしなくもなるので、一緒に過ごしていても若い頃のように喧嘩しにくくなります。
4. 脳
30歳を過ぎると物事に対する反応は遅くなり、新しいことを習得するのは難しくなります。でも30代で脳が衰退を始めるということではありません。
むしろ白髪頭に覆われた脳の方が、25歳の脳よりも集中する力、物事の本質を見極め複雑な状況を解決する能力は高いのです。こうした加齢と共に向上する知能は結晶性知能と呼ばれています。
5. 眠り
加齢と共によく眠れるようになります。年を取ると朝早く浅い眠りから目覚めるというイメージがありますが、実際は高齢者の体は長時間の睡眠を必要としなくなるだけです。つまり短時間でも心身の疲れを取ることができるのです。
睡眠の質も年を重ねるごとに向上します。ストレスを抱えたまま、クヨクヨと心配しながらベッドに入ることが減るためです。高齢で睡眠に問題を抱えるのは、健康に問題を抱えている場合です。
6. 自信
人生経験が増えることで、ようやく自信が生まれるので、他人の顔色を伺ったり、周囲に流されて自分の意見を曲げることが減ります。誰かと比べたりせず「自分は自分」と言えるようになるというだけでも、年齢を重ねる甲斐はあるというもの。
自分の好きなもの、自分に合っているものを知っているので、ありのままの自分を受け入れることを体得するのです。
7. 心の平穏
年を重ねることでようやく欲望から少し自由になり、心の平穏を得ることができます。人間関係や所有物は手放すことを学び、身軽になっていきます。また相手を自分の意のままに管理することは不可能だと知るので、ありのままで共存しようとするようになります。
8. 時間
ついに自分のための時間を手に入れる時がきました!年齢を重ねるごとに、義務は減っていきます。子育てや仕事などの義務やしがらみからの解放感を存分に満喫しましょう。
いくつになったかということよりも、どう年を重ねたかということが大きな差を生むようです。人生はきっとU字カーブということを信じて、前向きに生きていたらきっと素敵な「老後」が待っているような気がします。
