Lifehacks
腰痛や首のこりを和げる|テレワークを快適にする方法
すっかり定着したテレワーク。オフィス用デスクやイスなどの用意がない部屋での仕事で、腰や肩、首の痛みが気になっていませんか?
マッサージ師として働くあきさん( @planetofU)がTwitter上で、さだまさしさんのあの名曲風に呼びかけた在宅宣言が話題を呼んでいます。それは自宅で働く際に、簡単にできる作業環境の改善方法。
そのツイートがこちらです。
リモートを始めたお前たちに言っておきたいことがある
かなり厳しい話もするが 現場(マッサージ師)の声を聞いておけちゃぶ台(ローテーブル)で作業をしてはいけない
クッションなしで椅子に座るのもいけない
膝の上に枕を乗せて 肘置き場を作ろう出来る範囲で 構わないから
— あき (@planetofU) April 1, 2020
あきさんによると、テレワーク時にやむを得ず高さの低いテーブルを使い床に座って作業をすると、骨盤より高い位置に膝が来ることになり、姿勢保持にももの筋肉を使わなくなり、腰周りの筋肉だけで体を支えることになります。そのため腰への負担が凄まじいことになるそう。このためあきさんはなるべく椅子に座っての作業を呼びかけています。
もし無理な場合は、膝が骨盤より低い位置に来るようにすれば、負担を多少軽減出来るそうです。分厚めの座椅子を買ったり、クッション重ねたり、毛布を座布団にしたりすることで座高を盛り、とにかく膝を低く保つことが重要とのこと。
また、椅子に座った時に、さらに体への負担を軽減させる4つの方法を「オススメスタイル」として提案。
わたしがお客さんにオススメしてるリモート環境のあれそれまとめてみたので参考になれば幸いです🌸 pic.twitter.com/iab2vR6HtW
— あき (@planetofU) April 2, 2020
その4つとは以下の通り。
①首タオル
首にタオルを巻くことで、冷えの防止になるだけでなく首のカーブをタオルが支えてくれるので首への負担の軽減につながります。
②膝の上に枕、またはクッション
肘置き場のない椅子の場合はクッションや枕で肘置きを確保するといいそうです。タイピングやマウス・文字や絵を描くなどの手作業を前腕(肘より下の腕)が支え、その前腕を上腕が支え、上腕を肩が支えています。その際に、肘置きを確保することで上腕から肩への負担を和らげることができ、結果として首や肩への負担を軽くすることができるとのこと。
③椅子にクッション
椅子の座面と自身の体重で下半身が圧迫されると、お尻〜太ももにかけての血流が悪くなります。血流が悪くなると熱も運べなくなり、下半身の冷えやむくみの原因に。クッションがあることで、冷え防止と座り続けることで発生する痛みの緩和につながるそう。これは、テレワーク以外のデスクワークでもおススメとのこと。
④靴下とスリッパ
ついつい素足で過ごしてしまいそうですが、座りっぱなしで動くことが少ない場合、足の冷えにつながります。
また、①の首タオルについては、仕事時以外でも自宅で過ごす際に体の健康維持に有効とのこと。実際に首にタオルを巻いている時とそうでない場合、同じスマートフォンを見ている姿勢も随分と差が出ます。
首タオルをすることで、スマホやPCが原因とされるスマホ首と呼ばれるストレートネックの予防につなげることができます。
また就寝時は、タオルを巻いておくとマットレスと首の隙間を埋めることができ、首回りの冷えを予防し朝起きた時に感じる首の痛みを和らげることができるそうです。
首にタオル巻くのいいよ!のすすめ pic.twitter.com/jJ8a1it80X
— あき (@planetofU) November 24, 2019
首の姿勢を改善すると、体の様々な不調が改善されると言います。簡単にできるテレワークの環境改善、腰痛がある方やスマホを見る時間が増えたなという方は、ぜひ試してみてください。
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